我儘な先輩に 溺愛されてます

ようこそ森の館へ 。 本日貴方が手に取った本は

『 我儘な先輩に溺愛されてます 』 でございます 。 こちらは 水 × 桃 の 🎼様小説 となっております 。 地雷様は 本を元の位置に お戻し下さい 。 ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ では ページを開いてくださいね 。

# 水桃 女体化注意

不意に聞きなれた声が 耳に飛び込んできて 、 声のした方へと目線をずらして みると 、ひとつ上の こさめ先輩が突っ立っていた 。

日常的に続く このやり取りですらも 、 今となっては 特別なものになっていた 。

テンプレートのような会話だけど 、 それでも私は嫌いじゃない 。

言いながら 、 私は席を立ち上がって 机の上に広げていた ノートに手を向けた 。

その瞬間机の上から 消しゴムがぽとっと落ちて 、 床が軽く鳴った 。

『 あ 、 』と私が声を漏らすと 、 その声と同時に 、 私の体は両手で優しく 包み込まれて 。

バックハグをしながら 私に囁いた先輩は 、 何処か寂しそうな声をしていた 。

先輩の吐息が 直接かかるこの体制に 、 無性にどきどきしながらも 、 驚いた私は 肩をびくっと揺らして 。

それでも私はかっこつけて 、 一見動じていない かのように振る舞う 。

まあ先輩のことだし 、 そんな私の行動も見抜いているんだろうな 。

咄嗟に押し出した声は 、 呟くかのように小さくて きっと先輩の耳にはこの気持ち 、 届いてない 。

案の定 、もう一度言えと 促された 。

そのまま勢いで 後ろへと振り返ると 、 純粋な水色の瞳と目が合って 、 心臓がどくんっと 音を立てた 。

放課後の オレンジ色に 染まった教室に 靡く白いカーテンが 、 そういう雰囲気を醸し出していて 、 よりいっそう 心音は加速していく 。

先輩を目の前にして 頬が真っ赤に染まっていくのが 恥ずかしてくて 、 私は咄嗟に制服の袖で 顔を隠した 。

言葉を聞いた先輩は 、 この瞬間 瞳を少し揺らして 、 こちらへと近づいてきた 。

優しい笑みを浮かべながら 近寄ってくる先輩は 、 多分私の言葉じゃなくて 行動に興味を示してる 。

また耳元で優しく囁いてきて 、 私を試してくる 。

最近になって耳元で 囁かれることが増えたのは 、 私の弱点を先輩が ついに理解してしまった からだと思う 。

別に嘘はついてない 。

それなのに先輩は 頑なに認めてくれなくて 。

なんて 、意味わからないことを ほざいてる 。

言いながら 、今度は 正面から強く抱きついてくる 。

本当はこんなこと 学校でしたくなかったけど 、 今の私にとっては好都合だ 。

私に何度も耳元で 囁いてきた先輩のように 、 私も先輩の耳元で 囁いてみた 。

... はず 、だったのに 。

いつもは私に沢山 我儘言ってくるくせに 、 こういう時だけかっこつける 先輩がずるいよ ＿＿ 。

お読みいただき ありがとうございます 。 ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ 本に終わりはありません 。 貴方が忘れない限り 、ですよ 。 よければまた 足を運んでくださいね 。

一見、付き合ってるのか 付き合ってないのか 分からないようなくらいの 関係が大好きです（） あとこの小説書きながら 、 『 こんな小説のどこに需要があるんや 、 』 ってなってました 、ごめんなさい（（ こんなシチュなら わざわざ 百合でかいた意味なかったかも 🫠 あ 、それと あと 黄桃 、緑桃 、赤水 の ペアが残ってるので 、 これからの投稿も 見てくれると嬉しいです ... 👉🏻👈🏻゛ ついでにみなさんのお好きな シチュも教えていただけたり ... （（