テラーノベル
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昔は頭だけはよかったんだよな
今はそんな面影もないや
小4の頃
インターネットの世界に憧れた
それまでずっといじめられてきた
ネットの世界ではたくさんの人が輝いていて
楽しそうなことばかり
自分もネットの世界で輝きたいと思ったよ
でも子供の自分にはどうにもできなくて
思うだけで時間だけが流れていった
大人になりたい
1人になりたい
そのための勉強も方法も何一つ学ばないのに
でも時は残酷だった
流れていくだけで自分のことを変えなければならない
暗条れな
声も届かず
心のうちで叫ぶ
いつしか気持ちを他の人に言うのが怖くなっていった
いつか語り合える友達が欲しいなんて思ってたけど
いなかったよ
味方なんて
明日が怖い
人が怖い
過去の栄光にいつまでも縋って
助けても言えずに
溜めて
溜めて
壊れる
もし壊れたら
みんな優しくしてくれるかな
テスト5日前
暗条れな
食べれるかな
緊張しやすい体質で
暗条れな
おぇ
すぐえずいちゃうな
一口食べるごとに
吐きそうになる
そんな日がテストが終わるまで続く
なんなら
口に何かを含んだだけで限界になる
テスト2日前
今日はほんとにダメだ
これぐらいテストに近くなると
ほとんど何も食べられなくなる
夜は寝れなくなって5時ぐらいまで起きてしまう
なのにテストの結果は悪いし
頭のいい私はどこへやら
私自身は何処にいるのか
わからないや
思い出すだけで
吐き気がするな