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あの時

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あの時

3 - 思い出すのも

♥

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2025年07月06日

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昔は頭だけはよかったんだよな

今はそんな面影もないや

小4の頃

インターネットの世界に憧れた

それまでずっといじめられてきた

ネットの世界ではたくさんの人が輝いていて

楽しそうなことばかり

自分もネットの世界で輝きたいと思ったよ

でも子供の自分にはどうにもできなくて

思うだけで時間だけが流れていった

大人になりたい

1人になりたい

そのための勉強も方法も何一つ学ばないのに

でも時は残酷だった

流れていくだけで自分のことを変えなければならない

暗条れな

そんなの習ってないよ

声も届かず

心のうちで叫ぶ

いつしか気持ちを他の人に言うのが怖くなっていった

いつか語り合える友達が欲しいなんて思ってたけど

いなかったよ

味方なんて

明日が怖い

人が怖い

過去の栄光にいつまでも縋って

助けても言えずに

溜めて

溜めて

壊れる

もし壊れたら

みんな優しくしてくれるかな

テスト5日前

暗条れな

いただきまーす

食べれるかな

緊張しやすい体質で

暗条れな

ハムッ

おぇ

すぐえずいちゃうな

一口食べるごとに

吐きそうになる

そんな日がテストが終わるまで続く

なんなら

口に何かを含んだだけで限界になる

テスト2日前

今日はほんとにダメだ

これぐらいテストに近くなると

ほとんど何も食べられなくなる

夜は寝れなくなって5時ぐらいまで起きてしまう

なのにテストの結果は悪いし

頭のいい私はどこへやら

私自身は何処にいるのか

わからないや

思い出すだけで

吐き気がするな

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