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かなう

3 - 第3話 小さな背中

♥

4

2024年10月27日

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もうこれは、主の自己満で書くよ。

まぁ、♡で応援してほしい!流石に!

start

カランコロン

ランシュリー(蒼華)

あら。いらっしゃい。

ソウカ姉さんは軽く化粧を施して、スーツ?を着てカウンターに立っていた。

藤巻(警察)

すまん。
今日も失礼するよ。ランシュリーちゃん。

ランシュリー(蒼華)

んふふ。
藤巻さん、お疲れみたいね。

藤巻(警察)

今日は目まぐるしくてたまらなかったんだ。

ランシュリー(蒼華)

そうなの。
あと、そこにいる女の子はお手伝いの子よ。
ジェアちゃんと呼んであげて?

藤巻(警察)

…どう言うことだ。

その顔は怒りに満ちていた。

ランシュリー(蒼華)

藤巻(警察)

未成年を酒場で働かせていいと思っているのか!

ランシュリー(蒼華)

店に、藤巻の怒号が響く。

ジェア(叶多)

(ここは私が、何か口出すべきじゃない。)

でも思った。

ここで見て見ぬ振りをするのは、僕の親族とおんなじなのでは?

と。

アイツらは、無視するか言っただけか。

それしかしない。

ジェア(叶多)

あの。

気づけば言っていた。

ジェア(叶多)

あんまり人には聞かせたくなかったんです。僕。
それに、ランシュリーさんも。

ジェア(叶多)

耳を貸してください。

藤巻(警察)

はぁ、?
まぁ、いいが…

ジェア(叶多)

実は、色々あってランシュリーさんの子供になったんです。僕。(小声)

藤巻(警察)

そ、そうなのか…

ジェア(叶多)

だから無理言って、お手伝いさせてもらってるんです。(小声)

藤巻(警察)

…そうか。
だからと言って警察としては看過できん。

ランシュリー(蒼華)

…今日と明日だけよ。

ランシュリー(蒼華)

お願い?
ね?

藤巻(警察)

……今日と明日だけだぞ。

ジェア(叶多)

でも、たまに遊びにきていいですか?
藤巻様。

藤巻(警察)

さ、…

ランシュリー(蒼華)

ふふ、w
あら、すみません。

藤巻(警察)

こ、コホン。
様ではなく、普通でいい。
後、少しなら…うん。

お店はドッと笑いに包まれた。

安曇(アズミ)

いいねぇ。
このあったかい空気好きだなぁ…
あ、ランシュリーさん。
ウニクレソン追加でー。
あと、バケットもおねがーい。

ランシュリー(蒼華)

んふ、あーずーみーちゃん?
これ以上呑んじゃうと、明日…浮腫むわよぉ?

安曇(アズミ)

…んー、いいです!

ランシュリー(蒼華)

あら、

ランシュリー(蒼華)

藤巻さんのこと、諦めちゃうの?
いっつも張り切ってきてるのに?(小声)

安曇(アズミ)

なあっ!?
な、何で知ってるのーーっ!

ランシュリー(蒼華)

あら?アタシは何でもお見通しよ?

ジェア(叶多)

…藤巻さん。
メニューです。

藤巻(警察)

あ、どうも。
ジェアお嬢ちゃん。

ジェア(叶多)

(耳が悪いのかな。)

ランシュリー(蒼華)

ジェアちゃん。
私から、藤巻さんにサービスがあるの。
今日はそれでいいかしら?

ジェア(叶多)

僕は別に何でもいいです。

藤巻(警察)

じゃぁ、ランシュリーちゃんに任せるよ.

そう言って数分後に出されたのは、少しオレンジが買った飲み物。

ランシュリー(蒼華)

モスコミュール。

ランシュリー(蒼華)

このカクテルの意味は、“仲直り”。藤巻さん。アナタとの口喧嘩は仲直りよ。

ランシュリー(蒼華)

はぁー、。
今日はアンタも災難だったわね〜…

ジェア(叶多)

…ソウカ姉さん…

ランシュリー(蒼華)

ん?どうしたの?

ジェア(叶多)

何でもない

ランシュリー(蒼華)

あはっ、いってくんないのー?w

そう言って、姉さんは顔を伏せた。

そして僕に背を向けた

ぽちゃ、

ぴちょん

水音が響く

ランシュリー(蒼華)

今日は…ありがと。

今日は、いつも大きいと思っていたソウカ姉さんの背中がちっぽけに見えた。

ジェア(叶多)

…お疲れ様

ランシュリー(蒼華)

うん、

僕は、ソウカ姉さんを抱きしめていた。

ジェア(叶多)

僕もいるから。
ソウカ姉さんと、一緒に。

ランシュリー(蒼華)

あははは、アンタじゃアタシの代わりにもなれないわよ…

ジェア(叶多)

…そうなんだけど。

ジェア(叶多)

って言うか、もう出ない?
お風呂。のぼせちゃうよ?

ランシュリー(蒼華)

…そうね。
叶多。ありがと。

はい。

物語から帰ってきてくれてありがとう。

では、また。

この作品はいかがでしたか?

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