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父に教わったこと

第29話 - 復讐

942

2024年04月26日

#からぴち

#感動

ひーねこ

ｶﾞﾁｬ

龍

ﾂ！

ギルドと言う研究者の部屋は比べものにならないくらい…　広く

棚にぎっしり本注射　薬　実験道具が並べられていた

ヒロ

この中から
鍵を探し出すんだ…

ゆあん

大変そうだな…

龍

でも…やるしかないよ

龍

待っている皆のためにも

龍

ねﾂなおきりさ…

なおきり

ﾌｰ…ﾌｰ…ﾂﾂﾂ

龍

なおきりさん…？

ゆあん

なお兄…大丈夫？

ｷﾞｭ

なおきり

ﾊｯ､…大丈夫ですよ*ˊᵕˋ*

なおきり

探しましょ…

たっつん

そやなー

数分後

龍

鍵…鍵…

ゆあん

ここ…広いんだよﾂﾂ

ヒロ

しゃーないよ

龍

(上の本に挟まってないかな、)

手を伸ばす

龍

(この…身長じゃ…届か)

龍

あﾂ

たっつん

これか…？

龍

あﾂたっつんありがとう！

たっつん

ええよ、ええよW

すっかり身長こされちゃったなぁ

ﾅﾃﾞ､ﾅﾃﾞ､

たっつん

おわﾂ急になに？

龍

何でもないよ*ˊᵕˋ*

たっつん

なんやそれ(笑)

龍

俺ﾂもっと上の方、探すから、
これ支えててくれないﾂ

たっつん

おう、いいぞ

登る

龍

んー、何かないかなぁ…

龍

これはﾂ…

ﾄﾞﾝ

龍

あっ本が…

なおきり

ｶﾞｼｯ

ゆあん

おーナイスキャッチじゃん

なおきり

でしょ°・*:.。.☆

龍

なおきりさん、ありがとー

なおきり

いえいえ(　･´ｰ･｀)

たっつん

ほら、はよとれー

龍

うん

ｸﾞﾗ

龍

ｵﾜｯ!

たっつん

龍！

ﾄﾞｰﾝ

龍

あﾂいてて…

ヒロ

大丈夫ー？

ｶﾗﾝ

龍

ん…何か落ちて…

それは銀色に光る🗝

龍

こんなとこに！

ゆあん

よっしゃﾂ！早く皆の所に！

ﾊﾞﾝ

龍

えっ…

鍵が落ちる

ギルド

まったく…何故貴様らはここにいる

龍

ﾂお前はﾂ

龍

ギルドﾂ

ギルド

どうせ、他の家族と言うやらを
連れて、脱走する気だろう

龍

だったらﾂなんだよ

ギルド

嫌…なら何故
私の方に報告が来ないと思ったのだ

龍

…

ギルド

乃々華に看守、メルトが捕まえるはずだろ

ﾊﾟﾁﾝ

画面が出てくる

縄で縛られているメルトに気絶して倒れている看守乃々華＿＿接続不可能

ギルド

なるほどなﾂ＿
ネズミに負けたのか…

ギルド

ﾁｯ役立つがﾂ

ギルド

なぜﾂあのような奴らが…私の弟なのだﾂ
反吐がでるﾂ…

龍

…弟…？

たっつん

じゃあ俺らの家族は無事なんやな

ギルド

乃々華は分からないが…
まぁ…良い

龍

(とりあえず、マズイ状況だ…)

龍

(あそこの鍵さえ、手に入れれば…)

ギルド

さて、貴様らには選択肢を与える

ヒロ

選択肢…？

ギルド

このまま牢屋に戻り、罰を受け…生き延びるか
それか抗い…毒死するからだ…

龍

ﾂﾂ…！

龍

(部屋に戻れば、生き延びることはできる…
だが…このチャンスは二度とない)

龍

(俺が囮になり、なおきりさん達を逃がす…)

龍

…部屋にもど…

たっつん

嫌だね

龍

たっつん…

たっつん

部屋に戻るのも嫌だし
死ぬことも嫌だ

たっつん

だが…お前の奴隷で生きるのはもっと嫌やな

ギルド

そうか…それが貴様の選択肢か

ゆあん

さすが家族… 考えてること一緒じゃん
俺もお前のモルモットにはならねえよ👅

ヒロ

どんな事があっても… 人と言う心を持ち
生きる…それがあの人の教えだからね

龍

3人共…

ギルド

ｶﾁｬ… ならば人として永眠していろ

龍

まっﾂ！

ﾊﾞﾝ

龍

ﾊﾟﾁ… えﾂ“？

ギルド

ｶﾊｯ…

なおきり

……ｷﾞﾛ

龍

なお…？

シヴァ

皆！

もふ

……何があったの？

そこには…血を吐き倒れているギルドに銃を持ち上から睨みつけている

なおきり

…

なおきりがいた

ギルド

貴様ﾂ！

なおきり

黙りなさい…貴方が吐いた血は
父が流した痛みの1割にもなっていない！

ｶﾁｬ

うり

おいﾂやめろ！

なおきり

何故…止めるのです…？

うり

何故ってﾂそんな事したら…！

なおきり

自分…家族…そして父の人生を
めちゃくちゃに破壊した犯人が目の前にいると言うのに…？

龍

えﾂ……？

なおきり

さっき龍さんが落とした…本を開いたら
このような事が書いてあった…

なおきり

1部の記憶を全て消す薬
実験体桃崎じゃぱぱ
＿＿＿＿＿＿
実験動物12人が脱走後
桃崎じゃぱぱの元に居る11人
何か警察に知らされる前に
抹消を確認

どぬく

じゃあﾂ…そいつは…

なおきり

全く関係ない事件と思い込ませ
父を抹消させた犯人です

龍

(俺が龍さんの事を覚えていなかったせいは、その薬か…)

なおきり

僕はずっとこの日を待ってました…

父を失ってから家族は皆おかしくなった

兄は滅多に仕事でいなくて頼ってくれない…… 弟はまるで弟ではないみたいに妹は自分をさらけだすことがなくなった

ｷﾞｭ

写真の中で輝く父を見て幼い頃からそんな存在になりたかった

なおきり

(きっと貴方は怒るだろう)

なおきり

(そんな思いを自分自身で踏みにじり)

なおきり

(今、俺は最悪の終わり方を迎えようと考えて…生きているのだから)

父を失って分かった… また1人、家族が消えたら

きっと兄弟は最後のひと握りまで粉々に打ち砕かれる

そうならない為には…

夢も自分自身も諦め… 二度と家族に手を出さぬよう俺があいつを倒すと

なおきり

絶対に見つけ出してやるﾂ

なおきり

やっと見つけたんだ…

なおきり

絶対に逃がすことは無いﾂﾂ！

たっつん

やけどﾂこんな事したってﾂパパは…！

なおきり

(分かってるよ…)

例え俺が奴を倒そうが… 無くなった者は帰ってこない

なおきり

(だけど…)

腹の中で…煮えかえられるような怒りが…どうしても抑えきれない！

なおきり

(それに…俺は家族のためならﾂ)

なおきり

どん底にだって落ちてやる！

龍

なお！ﾀﾞｯ！
ダメだ！やめろ！

ゆあん

なお兄…やめて…！ﾀﾞｯ

なおきり

家族の痛みを知れ

ギルド

………

さっきから家族と言っているが…

ギルド

桃崎なおきり…… 貴様は
こやつらの家族じゃないぞ…

なおきり

はﾂ…、？

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ギルドめ絶対○す

びっくりしすぎて腰と顎抜けそうになりました((？

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