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瑞喜
…
身体が重い
昨日からずっと
学校まで歩くのも疲れた
もしもまた虎に会ったら？
そう考えるだけで倒れそうだった
大智
…お！おはよう
瑞喜
…
大智
……瑞喜？
瑞喜
……え？
瑞喜
ああ……うん
大智
……
大智
何かあったんでしょ
大智
保健室行こう
瑞喜
……大丈夫だから
パシッ
大智
……そんなわけないでしょ
大智
顔みたらそのくらいわかるからね
瑞喜
っ…！
大智
……で
大智
その傷と、破れた制服は何？
大智
制服変えてこなかったの？
瑞喜
……
瑞喜
なんか…もう無理かも
大智
話したくなかったらごめんね
大智
でも1度気持ちを吐いてみてほしい
瑞喜
……うん
瑞喜
屋上に行ったら
瑞喜
……虎がいて
大智
…うん
大智
……なにそれ
パサっ
大智
とりあえずその服じゃだめ
瑞喜
パーカー…ありがとう
瑞喜
クリーニングして返すね
大智
そんなのいいから
大智
まずは自分を休めてね
瑞喜
…うん
大智
泣いてるよ笑
大智
俺はいつでも瑞喜の味方だからね
大智
一人で悩まないで
ぎゅっ
大智
なっ…！
瑞喜
ありがとう大ちゃん
ガシッ
大智
…あー
大智
ごめん
大智
照れるからヤメテ
瑞喜
笑
瑞喜
ありがとう
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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