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孤爪研磨
赤葦京治
縁下力
白布賢二郎
矢巾秀
二口堅治
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ねぇ知ってる?
この世界は6人の神様が支配しているんだって
どんな人かって?
それはこれを読んだ方が早いかも
昔々 ある王族同士の小さな喧嘩がきっかけで 国を巻き込んだ戦争が起きてしまったことがありました
人々は互いの王族たちとの喧嘩で同じ人を殺さなければいけないことを ひどく悲しみました
そこで昔からその国と国の境界にある 神様が住んでいると噂される洞窟へ神頼みに行きました
火の神様、あぁ偉大な火の神様 どうかお力をお貸しください
王族同士の小さないざこざで起きた戦争を止めてほしいのです
どんな手を使ってでもいいので止めてほしいのです
どうか、どうか もう人の命が流れるのを見たくはないのです
この無駄な争いを止めてください
ってね
すると、翌日 王族たちの城が真っ赤に燃えたそうな
しかし、それに激怒した人々は神様が住んでいる洞窟を埋めてしまった
どんな手を使ってもよかったのに 王を殺すと怒るのだ
火の神様は怒りに震え その二つの国を燃やしてっしまったそうな
不思議なことに他の所には燃え移らないで 今もまだ燃えているらしい
火の神様
昔々あるところに地震がしょっちゅう起こる不思議な国があったそうだ
地震が止まねば何も出来ぬ 何もできず人口は減っていくだろう
人口が減ることを恐れた人々は一斉に神様が住んでいる神社に お参りすることにした
地の神様、地の神様 どうかこの地震をお止めになってください このままでは我が国は人口が減っていきいつかは滅んでしまうであろう
そうならぬためにどうかおとめください これ以上崩壊しては物資も何もかもなくなってしまうのです
どうか、この願いが届いていることを願っています
ってね
するとどこからか声が聞こえたらしい
”お前らの先祖が敵対国を滅ぼしてほしいと願ったのだ”
”これは呪い返しなのだ”
”呪うなら自分自身に帰ってくることを先に忠告したはずだ”
と…
先祖には何の関係もない自分たちが今苦しめられていることに 怒った人々はその神社を壊してしまったそうな
そこからどんどん地震は酷くなって ついにはその国は滅んでしまった
地の神様
昔々 一日中真っ暗な国があったらしい
その国にはたくさんの星が瞬いていて 空がとても綺麗だったそうで
それでも月の光だけでは作物は育たぬ 人も育たぬ
人々は月が一番輝くとき 神にこう言った
この真っ暗な空から解放してください 暗くては何も育たぬ このままではみな病弱になってしまう
作物が育てば毎晩その作物の半分をお渡ししたいと思う
どうか、この暗闇から我々を解放してはくれないだろか
ってね
翌日この国の王のもとにある一通の手紙が届いたらしい
この国は真っ暗な私を望んだ それを今更解き放つことはできない 自分たちが望んだことだ 運命だと思え
どうやらこの国は夜の時間が短く 朝の時間が長かったらしい それに嫌気がさした馬鹿な前の王が暗闇にしてほしいと頼んだらしい
この国は今も貿易とか そんな風に物資を確保してしのいでいるらしいけど
もうそれも終わりかもしれない
夜の神様
昔々あるところに 今の一番寒いロシアよりも寒い国があった
その国には頭のいい学者が沢山いたので寒さに強い食べ物や衣類 家を沢山開発した
この国にはある言い伝えがあった
この寒さを悪化させたくないのなら 神への信仰を絶やさないこと
愚かかな この国の人々は研究に熱中しすぎて信仰をすることを忘れてしまったのだ
信仰を忘れたこの国はどうなったと思う?
もちろん信仰されなくなったのを怒った神様に滅ぼされてしまった
猛吹雪が起きて これまで開発してきたものだけではしのげないほどの寒さに
氷の神
昔々 緑が豊かな国があった
花は咲き誇り 木々は揺れ 地面は緑でいっぱいだった
この国には自然の神様がいるのだと信じてやまなかった
しかし それはある日突然崩壊する
ここは世界一自然が豊かな国として有名だった
沢山の違う国の王様や貴族が足を運んだ
その人々がこの自然を崩壊させたのだ
地面に咲き誇る花を容赦なく踏み 木々になっている果物や木の実を無断で食べ 地面は革製の堅い靴で踏まれ続け荒れ果てていった
それになんの悪びれもせずまた来たいと言う 国の人々も貴族が来ればお金が入ると裏でつぶやき笑顔で了承する
それに激怒した神様はプツリと自然を絶やしてしまった
この国に貴族たちは来なくなり いくら育てても実らぬ野菜たち
この国の人々はずっとずっと後悔し 待ちながら滅んでいった
風神様
昔々あるところに 夜でも明かりで賑わう国があったらしい
その国では光を利用した催し物などで一年中賑わっていたそう
それでも電力がずっと持つわけなく この国はしょっちゅう停電を起こしていた
それを気にかけた王がこの国に代々伝わる光の神様に お願いをした
この国は光でできています しかしここ最近では光が途絶えてしまうことが多くあります
我々にもっと 沢山の光をお恵みください
ってね
でもこの神様はそれに反対したみたい
光の使い過ぎだと言わんばかりに いつしか国からは光が途絶えた
それに激怒した王が荒い口調で 神様に言ったみたい
なぜ光を絶やす! 光がないとこの国は滅んでしまうことがわかるのか! 今すぐ光を恵まないとこの祠を壊す!
しかし神様は反対した
そして王は言ったとおりに祠を壊しってしまった
壊された神様は
”そんなに光が欲しいならこれでよかろう”
といくつもの雷をこの地に落とした
祠を壊した王は雷に打たれて 死んでしまったみたい
雷神様
お~い帰るぞ
…うん
なぁなぁ!これなんて読むんだ!?
これは労うです
トスあげろよ!!
いやもう帰るよ?
もう帰るのか 少し練習しないか?
ほんとですか?やります
聞いてよ~みんながひどいんだよ!?
自業自得じゃないですかね
…
お前すぐロックオンするのやめろよな
もしかしたら神様は… 神様の子孫は… 今もこの地で生きているかもしれないね