tr
…なるほど
tr
つまり俺達は助けられたと
sn
はい…あの人はいったい何だったんでしょう
一通り事情を説明し、僕達は今やるべきことについて話し始めた
kr
“人形”を集めるんだね?
kr
そうと決まれば急ごう
コツン
sn
ん?
歩き始めようとしたとき、何かが僕の足に当たる。
tr
それは?
sn
…人形?
僕が拾い上げたものはボロボロの少女をかたどったぬいぐるみだった。 所々穴が空き綿が抜けている。
kr
それを集めるんだろうか?
sn
けど、強い力を持つ人形を集めろって言われましたよ
sn
これがそうなのか…?
tr
とてもそうには見えないけど
その時後ろで何かが蠢いた
tr
!!
kr
!!
sn
!?
pn
…………
じっとこちらを見つめている。
“会ったら逃げろ” 脳裏に光の人の言葉がよぎる
pn
…え……か………
sn
皆逃げろ!!
ブンッッ
kr
え…
tr
snさんッ!!
突如pnの手の中に現れた不明瞭な刃によって
僕の体は引き裂かれた
チリン…
手の中の人形がなる
rd
〜♪
rd
〜〜♪
rd
…あれ?
rd
ここに飾ってた人形は…?
rd
また“アイツ”か…!!
rd
…
rd
…クソッ!
ダンッ!!!
rd
クッ…ふはっ
rd
ぶっ殺してやる
大好きなものを蔑ろにするアイツが大嫌いだ 自分でも顔が歪んでいるのがわかる
アイツが段々弱ってるのは知ってるんだ…
rd
もう誰にも俺の邪魔はさせない
男は一人嗤う
作者
短めです
作者
アイツって誰なんでしょうねえ…
作者
ここまで読んで頂いた方、ありがとうございました







