TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

Prolog

一覧ページ

「Prolog」のメインビジュアル

Prolog

1 - Prolog

♥

32

2020年09月16日

シェアするシェアする
報告する

ソルラ

ではProlog

--------

ソルラ

私以外

ソルラ

家族は

ソルラ

黒い髪に
水色の瞳

ソルラ

でも私は
白い髪に
赤い瞳

ソルラ

私だけ違う

ソルラ

私がどんだけ

ソルラ

運動ができようとも

ソルラ

勉強ができようとも

ソルラ

センスがあっても

ソルラ

愛されるのは"妹"

ソルラ

妹が羨ましかった

ソルラ

でも妹の事は
私は恨みなどなかった。

ソルラ

妹は私を愛してくれたから

ソルラ

だから私も愛した。

ソルラ

1番私の事を知ってるのは
"妹"だったから

ソルラ

妹が大好きだった。

ソルラ

その黒い髪水色の瞳
羨ましい。

ソルラ

でも妹は
私の
"白の髪"
"赤の瞳"

ソルラ

を羨ましいと言ってくれた。

ソルラ

ある日妹と街へ出かけた。

ソルラ

楽しかった、なのにいつも

ソルラ

私が叫ぶ時は

ソルラ

映る景色が

ソルラ

私の"瞳"のように

ソルラ

真っ赤に染まる

ソルラ

妹が車にぶつかった。

ソルラ

そして身の前は血だらけ

ソルラ

私は助かった

ソルラ

私は先に行かなかったから。

ソルラ

もし気づいていれ

ソルラ

幸せが
奪われなかったのに

ソルラ

妹は死に際に

"私が死んでもお姉ちゃんは
私の大好きな笑顔で
その綺麗な髪、瞳で
笑って欲しい
だから泣かないで
お姉ちゃんが泣くと私も
悲しい"

ソルラ

って言ってから死んでしまった。

ソルラ

なぜ
私の大好きな妹が死ぬの?

ソルラ

なぜ私ではないの?

ソルラ

だって私は
"失敗作"

ソルラ

だから…

ソルラ

だから…だから…

ソルラ

妹の大好きと言ってくれた
笑顔を絶やさずに

ソルラ

笑顔を偽って

ソルラ

髪も黒になんか染めずに

ソルラ

妹が
"綺麗な髪羨ましい"
と言ってくれた

ソルラ

髪を伸ばし

ソルラ

瞳の色も
変えずに

ソルラ

生きてきた。

ソルラ

最近は日記を書いている。

ソルラ

〇月〇日
〜〜ーー〜
〜〜〜〜だって
〜〜作〜〜〜〜
〜ん〜〜〜〜〜

ソルラ

だから今日で
"終わりにする"

ソルラ

Prolog❦ℯꫛᎴ❧
loading

この作品はいかがでしたか?

32

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚