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やまと
ゆうた
恋愛物語になります
この物語は、ある本を参考にしてます
第一章 大嫌い
高校2年生になって3回目の席替え
くじ引きが終わって少しわくわくしながら新しい席に移動したのも束の間。
やまと
だるそうに隣の席に腰をおろした男子の視界の端で確認した俺は心の中で
やまと
と顔をしかめた
本当に最悪だ
ついてない まさか"こいつ"が隣になるなんて…
俺はげんなりしながら右手でマスクをつまんで引き上げた
それでもそいつは私の絶望など知るはずなく
いつもの飄々とした表示で窓の外を見ている
渡辺ひゅうが
彼の前の席になった男子が振り向いて嬉しそうに言うのが聞こえた
こんな最低な人間なんかと近い席になって何が嬉しいんだかと
俺は肩をすくめる
ゆうた
にやにやしながら答えた彼の名前は
"佐藤優太"
俺が世界で一番"大嫌い"な男だ