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「絶対的王道」なんて、歩みたくて歩んだ訳じゃなかった。
11年前。
俺は、自分の力が嫌いだった。
友人
友人
内輪で仲良くやっていると、無双してしまって友達が離れていく。
俺は、自分の能力が嫌いだった。
チームメイト
少し背伸びして大会に出てみると、チームメンバーから能力の扱いづらさを厄介に思われて捨てられる。
1人でいることが条件であるが故に、独りでいることを強要される能力。
なら、全部、1人でやる。 もう仲間なんていらない。独りで、王道を進む。
現在。 ステージe、みんぴこ闘技場にて。
さぁーもん
ななっし~
そう言って取り出したのは、マルチミサイル。
ななっし~
さぁーもんをロックオンした8つの追尾弾が、さぁーもんを襲う。
さぁーもん
そう言ったさぁーもんは、1歩も動かない。 そのさぁーもんの周囲に、落下地点が固定される。
ななっし~
さぁーもんに、高威力のミサイルが襲いかかる。
さぁーもんは、飛んで来る弾を、ただ見つめるだけだった。
ななっし~
さぁーもん
ミサイルの砂煙から、声がしたと思えば、ななっし~の後ろにさぁーもんが立っていた。
ななっし~
さぁーもん
ななっし~
その言葉を振り切るように、さぁーもんはななっし~にボールドマーカーを乱射する。
そこを危機一髪でかわしたななっし~は、次の手と言わんばかりにカニタンクを呼び出す。
ななっし~
さぁーもん
さぁーもんは、そう予想すると、闘技場のオリを破壊する。
さぁーもん
さぁーもん
突然自由になって暴れだしたシャケたちの中で、さぁーもんは光り輝く。