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これは私が4歳の時の記憶
私の父親は精神障害者だった
病名は双極性障害
よく急に怒りだしてしまう父だけど私は大好きだった。
父は障害があるが、会社に隠して普通に仕事をしていた。
丁度その頃母のお腹の中には私の妹 優奈がいたので病院に入院中で家事は父任せだった
双極性障害という病気を抱えながら家庭を持ち家事と仕事にしかも私の世話をしてくれていた
4歳の私は瞬時に理解した。
父を困らせてはいけないと
わがままを言ってはいけないと
ある日…
星良
お父さん
お父さん
星良
星良
お父さん
星良
そしてお父さんが作ったパンケーキは…
どこかの絵本で見た真っ黒にこげたパンケーキにそっくりだった
星良
星良
お父さん
星良
星良
星良
私は父がものすごく頑張っていることを知っていただからなのか
私は無理して笑顔を作り
パンケーキを口にした
そしておいしいよ!と嘘をついた
その時の父の顔は今でもしっかり覚えている
お父さん
星良
お父さん
そのわずかな会話の中で
父が今にも泣きそうな顔をしていたのは忘れもしない。
星良
↑あくまでイメージです
この物語はフィクションです
最後まで見ていただきありがとうございました