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マオ・カミーティ

まったく、腹が立つわ…

マオ・カミーティ

次会ったら絶対に許さないんだから…!

フレッド・ウィーズリー

お嬢さん?なにをそんなプリプリ怒ってるんだい?

ジョージ・ウィーズリー

もしかしてうちのロンが何かした?

マオ・カミーティ

違うわよ、マルフォイのこと。

マオ・カミーティ

貴方達も見てたでしょ?

ジョージ・ウィーズリー

ああ、あれはすごかったね。

フレッド・ウィーズリー

ナメクジおさまってた?

マオ・カミーティ

いいえ、まだよ…

フレッド・ウィーズリー

まぁまぁ、そんな怒った顔しない方がいいよ。

ジョージ・ウィーズリー

そうだぜ、俺たちはお嬢さんのエクボが見たいな。

マオ・カミーティ

私のエクボ、そんなに目立つかしら?

フレッド・ウィーズリー

目立ってるか?ジョージ。

ジョージ・ウィーズリー

ああ、目立ってるさ、フレッド。

フレッド・ウィーズリー

キラキラして可愛いよな。

マオ・カミーティ

はぁ、またそういうこと言う…

マオ・カミーティ

私は怒ってるの!

フレッド・ウィーズリー

あははっ笑

マオ・カミーティ

私の事子供に見えてるかもしれないけど、

マオ・カミーティ

貴方達が思ってる以上に私は大人よ!

ジョージ・ウィーズリー

それ、俺達にも言えることだぜ?

フレッド・ウィーズリー

そうそう、君は俺達が思ってる以上に子供だ。

バシッ

マオ・カミーティ

あんまり怒らせないで。

ジョージ・ウィーズリー

うっ、痛い!

ジョージ・ウィーズリー

フレッド、マオに背中を叩かれたよ…

フレッド・ウィーズリー

ああ、それは悲しいなジョージ…

マオ・カミーティ

はぁ…ほんと、調子が狂うわ。

ジョージ・ウィーズリー

ごめんごめん、冗談だよ笑

ポスン

マオ・カミーティ

!?

マオ・カミーティ

ビックリした、殴られるかと思ったわ。

フレッド・ウィーズリー

殴っ…!?

ジョージ・ウィーズリー

そんなことするわけないじゃないか!

フレッド・ウィーズリー

頭撫でられたことないのか?

マオ・カミーティ

……初めてかも。

ジョージ・ウィーズリー

妹みたいで撫でたくなるよな。

マオ・カミーティ

私下に見られるのは嫌いよ。

マオ・カミーティ

撫でられて悪い気はしないけど。

フレッド・ウィーズリー

どっちなんだよ、ははっ笑

オリバー・ウッド

2人とも、ここに居たのか!

オリバー・ウッド

探したよ、

オリバー・ウッド

あれ?マオじゃないか。

マオ・カミーティ

オリバー!

マオ・カミーティ

元気?

オリバー・ウッド

ああ、元気さ。

マオ・カミーティ

2人に用事?

オリバー・ウッド

そうなんだけど…マオが居るならここでいいや。

フレッド・ウィーズリー

おいそれ、どういうことだよ?

オリバー・ウッド

クィディッチの話だよ。

ジョージ・ウィーズリー

マオが必要なのか?

オリバー・ウッド

いや。

オリバー・ウッド

……それで今度の試合の話なんだけど…

ジョージ・ウィーズリー

話を逸らすなオリバー。

マオ・カミーティ

もう、なんでもいいじゃない。

マオ・カミーティ

私ここに座ってるし、お好きに話して。

フレッド・ウィーズリー

じゃあお嬢さんは、このスコーンを食べて良い子に待ってるんだぞ。

マオ・カミーティ

マオ・カミーティ

大人しく待ってあげるわ。

ジョージ・ウィーズリー

ふっ笑、機嫌が治ったな。

フレッド・ウィーズリー

そうだな。

オリバー・ウッド

2人とも、スコーン常備してんのか……?

フレッド・ウィーズリー

いーや?たまたまさ。

ジョージ・ウィーズリー

そうだ、たまたま。

オリバー・ウッド

あそう……

オリバー・ウッド

それで今度の試合のことなんだけど……

オリバー・ウッド

ジョージ、君は、

ジョージ・ウィーズリー

おいおい嘘だろオリバー?

ジョージ・ウィーズリー

俺はフレッドだよ、間違えるなよ友達なのに。

オリバー・ウッド

ああごめん、フレッド。

マオ・カミーティ

……?何言ってるの。

マオ・カミーティ

貴方ジョージでしょ。

オリバー・ウッド

え?

オリバー・ウッド

おい、変なイタズラするなよ。

ジョージ・ウィーズリー

なんだ、お嬢さんにはお見通しってわけか。

フレッド・ウィーズリー

俺達のこと見分けられるのか?

マオ・カミーティ

逆にどうして見分けられないの?

マオ・カミーティ

2人とも全然違うじゃない。

オリバー・ウッド

……すごいな?

フレッド・ウィーズリー

きっと俺達のことよく見てるんだよ。

マオ・カミーティ

話止めちゃってごめんね、どうぞ続けて。

ジョージ・ウィーズリー

で、オリバー、俺がなんだって?

オリバー・ウッド

ああ、ジョージは……

マオ・カミーティ

はぁ、おもたっ……

マオ・カミーティ

どうして夜にこんな仕事…

マオ・カミーティ

ほとんど先生のファンレター…

「血の匂いが…」

「血の匂いがする……!」

マオ・カミーティ

!?

マオ・カミーティ

だれ、なにっ…

「引き…裂いてやる……」

「殺してやる……」

マオ・カミーティ

どこ、誰なの……

タッタッタッ…

ドンッ

ハリー・ポッター

うわっ

マオ・カミーティ

きゃっ!

マオ・カミーティ

ハリー!?

ハーマイオニー・グレンジャー

ハリー!

ロン・ウィーズリー

あれ、マオなんでここに居るの?

マオ・カミーティ

教室に荷物運んでて…

ハリー・ポッター

3人とも聞いた?

ロン・ウィーズリー

何を?

ハリー・ポッター

声だよ。

ハーマイオニー・グレンジャー

声?

マオ・カミーティ

!!

マオ・カミーティ

私も聞こえた…

マオ・カミーティ

ずっと、殺すって……

ロン・ウィーズリー

なにそれ、怖い……

ハリー・ポッター

ロックハートの部屋で聞こえて、今も聞こえてる!

「殺す時が来た……」

マオ・カミーティ

なんなの……!?

ハリー・ポッター

動いてる、殺しに行ったんだ…!

マオ・カミーティ

あっちから聞こえる!

ハーマイオニー・グレンジャー

ちょっと2人とも何言ってるの?!

ロン・ウィーズリー

殺す…!?

ダダダッ

ハーマイオニー・グレンジャー

待って、2人とも!

バシャバシャッ…!

マオ・カミーティ

み、水浸し…!?

ハリー・ポッター

こっちか…?

タッタッタッ…

マオ・カミーティ

ひっ…!?

ハリー・ポッター

ちっちゃい蜘蛛が……

ハーマイオニー・グレンジャー

これどこに向かってるのかしら…

ハリー・ポッター

変だよ、蜘蛛がこんなふうにゾロゾロ…

ロン・ウィーズリー

僕、蜘蛛嫌いなんだ…

ロン・ウィーズリー

……なにこれ…?

マオ・カミーティ

どこ見てるの?

ロン・ウィーズリー

床だよ、水面になんか映って…

ハリー・ポッター

壁……?

マオ・カミーティ

なにこの赤い字…

ハーマイオニー・グレンジャー

「秘密の部屋は開かれたり。」

ハーマイオニー・グレンジャー

「継承者の敵よ気を付けよ。」…

ハーマイオニー・グレンジャー

血で書かれてるわ…

マオ・カミーティ

もう怖いよぉ……

グスッ…

ハーマイオニー・グレンジャー

マオ、落ち着いて。

ハーマイオニー・グレンジャー

きっと誰かのイタズラよ。

ハリー・ポッター

はっ…!

ハリー・ポッター

そんな……

ハーマイオニー・グレンジャー

!!

ハリー・ポッター

フィルチの猫だ…

マオ・カミーティ

固まってるの…?

ハリー・ポッター

ミセス・ノリスだ!

ザワザワ…

「なんだなんだ?」

「なにがあったんだ?」

ドラコ・マルフォイ

「継承者の敵よ気を付けよ。」

ドラコ・マルフォイ

次はお前達だ、穢れた血め。

マオ・カミーティ

ふざけないで!こんな時に冗談なんか言ってられないわよ。

ドラコ・マルフォイ

冗談なんかじゃないぞ。

アーガス・フィルチ

なんの騒ぎだ!

アーガス・フィルチ

どけ、通るぞ。

アーガス・フィルチ

……ポッター、お前なにを

アーガス・フィルチ

……!?

アーガス・フィルチ

ミセス・ノリス……!?

アーガス・フィルチ

お、お前…私の猫を殺したな……!?

マオ・カミーティ

!?

ハリー・ポッター

違う、僕じゃ…

アーガス・フィルチ

殺してやる…

アーガス・フィルチ

殺してやる!!

マオ・カミーティ

違うわよ、ハリーじゃない。

アーガス・フィルチ

黙れカミーティ!

アーガス・フィルチ

…ああ、もしかしてお前か。

マオ・カミーティ

!?

マオ・カミーティ

違うわ。

アーガス・フィルチ

私の猫を殺しやがったな…!!

マオ・カミーティ

殺してない!!それに、死んでないわ!

アルバス・ダンブルドア

アーガス…?

アルバス・ダンブルドア

何事じゃ。

アルバス・ダンブルドア

……!

アルバス・ダンブルドア

諸君、皆速やかに寮に戻るのじゃ…

スタスタ…

アルバス・ダンブルドア

そこの4人は…残りなさい。

「レイブンクロー、ついてきて。」

「早く戻れ。」

「結局なんだったの…?」

アルバス・ダンブルドア

……猫は死んではおらん。

アルバス・ダンブルドア

石になっただけじゃ。

ギルデロイ・ロックハート

思った通りです、私がその場に居たら反対呪文で助けられましたのに!

アルバス・ダンブルドア

……じゃが、どうして石になったのかは分からん…

アーガス・フィルチ

あいつらです!

アーガス・フィルチ

どちらかがやったんです、あの文字を見たでしょう!?

ハリー・ポッター

違います、誓って。

マオ・カミーティ

ミセス・ノリスには触ってません!

アーガス・フィルチ

嘘をつけ!

セブルス・スネイプ

一言よろしいですかな校長?

セブルス・スネイプ

ポッターとカミーティはたまたま居合わせただけかもしれない…

セブルス・スネイプ

……とはいえ、状況的には実に疑わしい…

セブルス・スネイプ

それに私は、夕食の席で2人の姿を見た覚えがない。

ギルデロイ・ロックハート

それは私のせいなのですよ。

ギルデロイ・ロックハート

ポッターにはファンレターの返事書きを手伝ってもらっていた。

ギルデロイ・ロックハート

カミーティには、ファンレターを教室まで運んでもらっていたのだよ。

ハーマイオニー・グレンジャー

だからロンと私は、ハリーとマオを探しに行ったんです。

ハーマイオニー・グレンジャー

それで、見つけた時2人は…

セブルス・スネイプ

……なんだね?Ms.グレンジャー。

ハリー・ポッター

…食べたくないって言ったんです。

マオ・カミーティ

…私はお菓子を食べて夕食が入らないと言いました。

ハリー・ポッター

それで戻ろうとしてたら、ミセス・ノリスが…

アルバス・ダンブルドア

疑わしきは罰せずじゃぞ、セブルス。

アーガス・フィルチ

私の猫が石にされたんだ…!

アーガス・フィルチ

罰を与えなきゃ気が済まん!

アルバス・ダンブルドア

君の猫は治せますぞ、アーガス。

アルバス・ダンブルドア

聞くところによると、スプラウト先生がマンドラゴラの苗をお持ちだ。

アルバス・ダンブルドア

成長したら蘇生させる薬が作れるじゃろう。

アルバス・ダンブルドア

それまでは、皆くれぐれも用心することじゃ。

アルバス・ダンブルドア

……よいな?

幸せのエクボ 秘密の部屋編

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