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でもこれはryoちゃんの為なんだ。
プライバシーの侵害かもしれないけど....
ryoちゃんの為だから。
そう思いながらryoちゃんのスマホを手に取る。
パスワードは..確か....
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あ、あいた。
Googleの検索履歴....
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motokiの勘はあっていた。
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俺、なんで気が付かなかったんだろ。
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ふと、ryoちゃんのキーボードが目に入る。
被せてある布はきっとホコリがつかないようにするため。
少し気になり、布をどかしてみる。
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血がべっとり着いた痕跡がある。
拭いても取れなかったのかな。
やっぱり、弾いてんじゃねぇか。
そしてキーボードの上には一冊の本が。
題名は『メンタル』。
開いてみると...
弱音は人を心配させるもの。
人の前では見せてはいけない。
強いひとは見せない。
見せないのがかっこいい。頼られる存在なのだ。
そんなことが書かれていた。
なんだこのデタラメばかりのものは....
これに影響されたのか、?
ドタドタと足音が聞こえてくる。
俺は急いで布を被せ直す。
そして何事も無かったかのようにソファに座る。
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さし伸ばしてきた手を押しのける。
どんっ!!
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手をおしのけただけのつもりが、 ryoちゃんごと押してしまった。
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そういいながらダンススタジオの部屋に駆け込んで行く。
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強い言い方しか出来ないんだ....
じゃぶん.
風呂に潜る。
自分は泣いていない。
そう自分に言い聞かせるため。
息を吸うために空気に触れると
涙が堪えられない。
なんで俺は気が付かなかった
なんで
なんでmotokiは気がついて俺は気が付かないんだ。
同棲してる奴が気が付かないなんて...
ryoちゃんを大切に思っていないから?
違う
ryoちゃんはどうでもいいから?
違う!!
ryoちゃんなんて...
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涙がボロボロ零れてくる。
早く泣き止んでryoちゃんに 謝りに行かなければならないのに
止まらない。
なんで俺は...
なんで.....
なんとか涙を止め、部屋に戻ろうとする。
きっとダンススタジオに居るのだろうと思ったが、違った。
覗いてみるともぬけの殻だった。
それと同時に聞こえてきたのは
がしゃん!!
というなにか物を落とした音だった。
リビングの方から聞こえたので 少しビビりながら覗いてみる。
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右手の指を左手で殴っているryoちゃん。
キーボードの上に置いてあった本がぶちまけてある。
さっきの物音はそれだろう。
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独り言が大きい。
これも疲れている特徴らしい。
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1呼吸置き、勢いよくドアを開ける。
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あたかも今来ましたよ感を漂わせて。
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ryoちゃんは俺に気がつくとゴシゴシと目を擦り、 こっちを向き、震えた声で
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そう元気に言い返している。
あぁ、なんだよ。
しっかり見て見たら疲れた感ダダ漏れじゃん。
俺、馬鹿だなぁ。
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俺の様子に異変を感じたのだろう。
下を向いている俺の目線に合わせてくる。
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俺はryoちゃんのセリフを遮ってまで手を握りに行った。
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stop✋
今回はここまで!
気になるところで止めて申し訳ございません🙇♀️
では!また次回お会いしましょう!!
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ . 君を信じなかったんじゃなくて _____
次も見てくれよな!!
コメント
26件
💛ちゃん!!❤️くんと💙に頼っていいんだよ、!!!!
頼れ!!!誰でもいいから!!!
涙でてきちゃうよこれ🥲続きが楽しみ😌 てかパスワードが青リンゴの日じゃ…!?