オ リ ジ ン 組 に 愛 さ れ つ つ ヒ ー ロ ー 目 指 し ま す １

その頃お茶子ちゃんは核のある部屋に 辿り着いていた。

核の前で飯田くんが張っていて、 部屋の中はそれら以外空っぽだ。

陰に隠れながらお茶子ちゃんと無線で話していた緑谷くんが 爆豪くんに見つかってしまう。

爆豪くんは腕にはめた籠手に触れ、 なにやら大技を決めようとする。

そして爆豪くんが籠手の取っ手を引いた瞬間、 大きな爆発が起こり、建物が大きく揺れた。

飯田くんが爆発に気を取られた隙に お茶子ちゃんは自身を浮かせ、核に向かって飛ぶ。

触れそうなギリギリで飯田くんが核を抱えて移動した。 お茶子ちゃんが地面に転がる。

下のフロアでは爆破による土煙が晴れ、 ボロボロながらも大きな怪我はなさそうな緑谷くんが映る。

そして爆豪くんとの殴り合いが始まった。 緑谷くんが一方的に爆破され、床に叩きつけられている。

そして何か緑谷くんが叫び、 爆豪くんと緑谷くんが同時に拳を振り上げた。

が、緑谷くんが放った衝撃は真上に飛び、 そのまま核がある部屋の床に大きな穴を開けた。

崩れた柱をお茶子ちゃんが無重力にして持ち上げ、 瓦礫を飯田くんに打ち付ける。

飯田くんが瓦礫にひるんだ隙に、 お茶子ちゃんが跳躍し、核に抱きついた。

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その後、倒れた緑谷くんはロボによって 保健室へ搬送されていった。

緑谷くん以外の訓練に出ていた3人が モニタールームへ帰ってくる。

オールマイトによる講評が始まる。