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椅子に座り、しばらく沈黙が続く。
颯斗
謙信
颯斗
颯斗
謙信
謙信
颯斗
そう言った颯斗の顔は、申し訳なさそうに眉が下がっていた。
謙信
謙信
お互いに気まずい空気が流れる。
今日話して思ったこと。
それは、颯斗には悪いけど、きっと永玖はもう、 絶対によりを戻すつもりはないんだろうなってこと。
……そのことに颯斗も気づいてるんじゃないかな。
謙信
謙信
謙信
颯斗
謙信
謙信
謙信
颯斗
ここで、『好きにならない』って言い切らない 颯斗の優しさが胸を締め付ける。
謙信
謙信
そう言えば、颯斗は少し微笑んだ気がした。
永玖ちゃんの後を追って楽屋を出ると、 外のイスに座り、手で顔を覆ってる。
玲
永玖
俺は永玖の横に腰を下ろした。
玲
永玖は少し黙ってから、ゆっくりと口を開いた。
永玖
永玖
玲
永玖
永玖
玲
永玖
永玖
永玖
永玖
玲
永玖
永玖
当時のマネージャーに脅されたことで、 俺は颯斗のことを振った。
1回、謙信に聞いたことがある。
もし、同性の人と付き合ったとして その関係を誰かに批判されたらどうする?って。
そしたらさ、なんて言った思う?
謙信
謙信
謙信
謙信
謙信
その時に俺は、自信満々にそう言う謙信に圧倒された。
だから、謙信に颯斗が好きって打ち明けられた時は 本当に心の底から応援しようって思った。
謙信なら、スッキリ諦められるって。
永玖
永玖
玲
永玖
永玖
永玖
……これは本心。
だから、謙信には諦めて欲しくない。
玲
玲
……やっぱり玲くんに相談したのは間違いじゃなかった。