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〇〇

ユンギさん、そろそろ戻りましょ

ユンギ

んー…
あともーちょい…

授業をサボり空き教室でだべること 数十分。

何故か今、 私はユンギさんと昼寝をしている。

(ほんとに寝てるだけですやましいことは全然ないよ残念残念(黙))

〇〇

〇〇

なんで、助けてくれたんですか。

ユンギ

ユンギ

りゆーとか、いる?

〇〇

へ…?

ユンギ

たすけたかった。

ユンギ

そんだけ……

〇〇

チャラチャラしてて、 意味わからないこと言う変な人。 遊ばれてるのかなとも思ってたけど…

意外と、いい人なのかも。

ユンギ

〇〇

また寝ちゃった…

〇〇

…。

〇〇

こんな日があっても、いいな。

いじめが始まってから今まで、 こんなに落ち着ける時間は なかった。

〇〇

っ…ありがとう…

1人で ぼーっとしていただけだったけど、

ふっと緊張が解けたような気がした。

〇〇

っ、

今まだ我慢してた何かが、 涙と一緒に頬を伝っていった。

ユンギ

〇〇

…え、

隣で心地よさそうに寝ている ユンギさん。 だけど、いつの間にか。 私の膝の上には男物のハンカチが置かれていた。

エリ

なんなのよ。

ユキ

まじうっざい。

サクラ

いつから男できたわけ?

ユキ

そうよ、あいつ!

サクラ

エリの彼氏をとって置いて、
自分はイケメンの彼氏作るなんて、
ほんっと最低!!

サクラ

そうでしょ!エリ!

バーカっ、そんなの嘘に決まってるじゃない。

エリ

そうね…

エリ

お仕置が必要よね。

エリ

みんなも、そう思うでしょ?

ザワ わ、私は、エリさんの味方です。 お、俺も… 悪いのは…あいつ、だもんな。 そうだよね、 ザワ ザワ

エリ

ふふっ、きまりね

みんな、私のコマ。

サクラ

次は逃がさない。

ユキ

痛い目に合わせてあげる…!

コイツらで遊ぶのってほーんとっ! 飽きないわ♥

その後、なんだかんだ言って結局 学校を抜けることになり、 お互いに今日は自分の家でサボることになった。

〇〇

はぁ…

〇〇

疲れた。

でも、いつもよりは…

ふと、ハンカチを見つめる。

〇〇

…意外。

持ってなさそうなのになぁ…

〇〇

明日ぐらいは、付き合ってあげるかな

「学校の案内」 それだけの事だけど、 なんだか心がソワソワしていた。

この時はまだ、

あんなことになるなんて、

少しも思っていなかった。

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126

コメント

3

ユーザー

私も続き待ってます

ユーザー

続き待ってます⍤⃝♡

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