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私は学校に行く駅のホームでスマホを見ていた。 スマホの画面には“蒼”という名のインスタが写っている。
天
私の毎日は憂鬱で、友達もいまだにできていない。 ホームでよく会う子はいるけど、話しかけることができない。
天
そんなことを思いながら私は今日も憂鬱な学校へと向かう。
パシャパシャ
私は今、インスタにあげる用の日本初上陸のアイスの写真を撮っている。
蒼
蒼
通知が来たことに気づき、インスタを開いてみると、
『美味しそう~』『お腹すいたー!アイス食べたくなってきた!』 『めっちゃかわいい♥』
など、たくさんのコメントが寄せられていた。
蒼
私はため息を突き、またアイスを食べ始めた。
学校へと向かおうとは思ったものの、 なんだか行きたくなくなり、サボってしまった。
天
天
天
蒼
今度の通知は“天”という人からのDMだった。
蒼
私は実際、羨ましがられるほどの生活はできていない。
蒼
天
蒼
蒼
会ったこともない“天”という子。会ったことはないけれど、 妙にシンパシーを感じたのだろう、親にも言えない本心をさらけ出していた。
天
蒼さんから返信が来て、私はとても嬉しかった。
しかしその内容は私が想像していたものの真逆のものだった。
天
天
蒼
天
蒼
天
蒼
天
蒼
天
天
蒼
天
蒼
天
ー二人の心の中ー
別に友達なんかいらない。 ここじゃないどこかへ行けば変われる。 私が悪いんじゃない。環境が駄目だったんだ。
そう思ってた。けど、違う。
本当の孤独は誰もいないことじゃなく 誰かがいるはずなのに一人になってるこの状況。
一人になりたい、なりたくない。 だけど、孤独になりたくない!
蒼
天
蒼
天
蒼
天
蒼
プルルルル
私はいつの間にかあの子に電話をかけていた。
今日も駅のホームで眠そうにしていると、あのよく会う女の子がやってきた。
天
天
蒼さんもきっと変わってる。私も変わらなきゃ!
蒼&天「「ねぇ!今度、タピオカ飲みに行かない?」」