思ったより仕事早く終われた。 さっきの充電のおかげかな。
外から部屋を見たら 明かりがついてて。 待っててくれてる人がいるのって 嬉しいなって思う。
「ただいま」 玄関で言ったら、 「おかえり−!」 って言いながら 勢いよく走ってきて 「早く終わった? 俺の充電のおかげ?」 とびきりの笑顔で言われた。
そう。その通り。 「ふふっ」 嬉しくて笑っちゃう。 だって、おんなじこと思ってた。
「どした?」 なんで笑ったのか不思議そう。 「なんでもなぁい」 おんなじこと思ってたことが嬉しくて とびきりの笑顔が愛しくて 外から見える部屋の明かりに ほっとして 幸せだなって。
「寒かったやろ? コーヒー淹れるよ。」 って。 橙くんの優しさと 温かいコーヒーで 疲れと寒さが 和らいでく。
「紫くん」 名前を呼ばれ隣を見る。 1…2…3…4…5…6…7秒 見つめ合って、 ゆっくり口唇を重ねる。 甘く長い時間。
一瞬離れて また重ねる。 今度はさっきより激しく。 「…んっ…」 「…くちゅ…」 荒い息遣いと 舌の絡まる音。
「…んっ…はぁ…」 離れた口唇が耳に近付く。 「ベッド行こ。」
うん。 もっと甘い時間にしよ。
橙くんの綺麗な手で 髪を撫でられて 目を閉じると 優しい口づけ。 その口唇が 首筋に移動する。 「あっ…」 くすぐったいような、 気持ちいいような。
橙くんの右手が 胸の突起そのものじゃなくて その周りを撫でてるのが焦ったくて 「…ね…橙くん… …ちゃんと触って…」 自分でも顔が赤くなるのがわかる。
「可愛いなぁ」 って、またそんな優しく笑って。 右手が直接突起に触れて もう片方は口に含まれ甘噛みされる。 「あっ…んっ…」 …これ…好き… 「紫くん、こうされるの好きやろ?」 あぁ。 橙くんは何でもお見通しだなぁ。
左の突起を 甘噛みしたり舌で転がしたり 口の中で弄んでる橙くんの右手が 下の方に伸びてくる。
「…っ…あっ…」 橙くんの右手の優しい動きに 声が漏れる。 「紫くんの喘ぎ声、 めっちゃ可愛いよなぁ」 耳元で囁かれて ますます体が反応しちゃって 「…橙く…ん… もっと…激しくしてっ…」
「仰せのままに」 俺のその言葉を待ってたかのように 橙くんの右手の動きが激しくなる。 「あっ…、…んっ… …はぁっ…、あぁっ…」 …もぉ、イキそう… 「イッてええよ」 橙くんの言葉に刺激されて 熱いものを放出する。
「いっぱい出たなぁ」 って、 俺が放出したものを綺麗にしながら 橙くんが言う。
「…橙くんもいっぱい出して…」 硬く熱くなった橙くんを咥える。 「…くちゅ…ちゅ… ちゅ…くっ…くちゅ…」 「…はぁ…っ…」 橙くんに舌を這わせながら 橙くんの荒い息遣いを 耳で感じる。
「紫くん、もぅええよ」 橙くんに言われて 咥えてたものを放す。 「紫くんの中でイキたい」
うん。 俺の中、橙くんでいっぱいにして。
硬くなった橙くんを 受け入れられるように 橙くんの指が丁寧に解してくれる。 「あっ…っ…いぃっ…」 その指の動きも気持ちいい。
「ここ、紫くんの好きなとこ」 橙くんの指が奥を激しく突く。 「あっあっ…やっ… …んっ…っ…っ…」 そんなに激しくされたら またイッちゃう…
「…橙くんのほしいっ…」 橙くんと一緒にイキたい。 「可愛いなぁ」 綺麗な顔で微笑んで 橙くんが優しく俺の中に挿ってくる。
「…はぁっ…」 体の奥に橙くんを感じる。 「動くよ」 橙くんがゆっくり腰を動かす。 「…あ…あんっ… …んっ…あっ…」 橙くんの首に腕を巻き付けると 橙くんが腰の動きを激しくする。 「…あっ、あっ、…あっ …んっ…いっ…んっ… …いぃ…あんっ…」
「…紫くん、イクよ…」 俺も。
「…はぁっ…くっ…」 俺の中を橙くんの熱いものが充す。 「橙くん」「紫くん」 同時に呼び合って 見つめ合って ひとつになったまま 口唇を重ねる。
こんな甘い時間を過ごしたら 充電は満タンだよ。
コメント
4件
...( ˙꒳˙ ) 好きだぁぁぁぁあ... ブクマ失礼します( ˙꒳˙ )
っはー…こちらも満タンです、ごちそうさまでした…!(人*´∀`)。*゚+ ラブラブって幸せ!