サーシャ
アノス、どういうこと?
尚文
助けを求めてたって…
アノス
まあ聞いていろ
アノス
アリエル
アリエル
んー?
アノス
なぜ『主』はこの世界に強者のみを集めたのかわかるか?
アリエル
え?んーと…あれ、なんでだろ
ミーシャ
強い者を集めて何かしたかった…?
アノス
そうだ
サーシャ
でも、こうやって異界の人と交流するって目的じゃないんでしょ?
アノス
授業で言われた内容はあらかた嘘だろう
白
……(うーん、100年前の出来事がなんか関係ありそう)
アルファ
もしかして、ここを破壊した犯人をもう一度ここへ呼ぼうとしたんじゃないかしら
シド
それは無いんじゃない?
シド
僕たちがボタンで来たようにボタン渡せばいいし
シド
先生みたいに常に持ち歩いているものをボタン替わりにできたよね
アルファ
……確かに、それなら『主』はいつでも犯人をここへ連れていけたわね
ハジメ
俺のアーティファクトを改造する実力者がこの世にいたとはな
ラース
世界は広いって言うでしょ
ユナ
じゃあ、この広い世界でハジメに会えたのは運命……
ラース
あはは……
夜霧
勿体ぶらず教えてよ、アノス
アノス
くはは
知千佳
ブレないねー……
サーシャ
で、なんなのよ?
アノス
グロノスは『主』を倒して欲しい、ということだ
尚文
は?
リスタ
ん??
聖也
ほう。なら俺たちを呼んだのはグロノスということになるのか
D
もー、じゃあ私達が聞いてた話の9割くらい嘘じゃないですかー
ラフタリア
整理すると、グロノスが私達を連れてきて
ラフタリア
愛子先生が使った本の内容はほぼ間違い
ラフタリア
そして『主』の正体ですが……
フィーロ
全然わかんない!
フィーロ
ってことだね!!
グロノス
今からお前たちを『主』の元までつれていこう
グロノス
協力してくれるのならな
アリエル
も〜、素直に助けを求めればいいのに
アノス
それも何かしらの理由があるのだろう
アノス
皆、準備は出来ているか?
尚文
ああ
白
(コクリ)
アルファ
ええ
夜霧
うん
アノス
グロノス、頼む
グロノス
ああ
グロノス
ここだ
リスタ
ひっろ
知千佳
なんか不気味だね
聖也
さて、グロノス
聖也
『主』は誰か言え
リスタ
ド直球やめて!
グロノス
『主』の名はべヴェル・エイト
グロノス
7人のある勇者パーティだったものだ
ラース
だったもの?
サーシャ
『主』ってひとりじゃなかったのね……
グロノス
ここに召喚されたうちの1組だ
ハジメ
まて、『主』がそういう奴らを追い出したって話じゃなかったか?
シド
確かにね
サーシャ
ちょっとグロノス、どういうことよ?
グロノス
……
グロノス
どういうことだ?
全員
は???
グロノス
っ、俺は何を……言っているんだ……
グロノス
違う、『主』の名は……
アノス
ふむ
サーシャ
ちょ、アノス?!
サーシャ
何いきなりグロノスの頭掴んでるの?!
アノス
いや、どうやら精神支配を受けているようだからな
アノス
正気に戻しておいた
尚文
以前からか?
白
違う……
白
…………k
アリエル
ここに来てから、だよね
白
(む〜〜)
夜霧
なんかもう僕たちが干渉する暇ないね
知千佳
そだね〜…
アノス
恐らく記憶の操作か何かだろう
ミーシャ
待っているのは偽の『主』?
アルファ
そうなるわね
ハジメ
そいつに近づいたから支配の影響を強く受けたのか
D
今までどうにかして耐えていたのでしょうね〜
白
(絶対知ってたなコイツ)
アノス
さて、あのドアを開けるとするか
サーシャ
グロノスどうするのよっ
知千佳
なんかぐったりしてるね
夜霧
とりあえず置いていく?
ハジメ
気に入らないが同感だ
リスタ
人の心ないんかい!
ラース
先に返した方がいいんじゃ……
アノス
もう返した
リスタ
はやっ!!
尚文
よし、開けるぞ
フィーロ
開けるぞ〜!
知千佳
主人公キャラ多すぎて展開が新幹線並みだよ!!