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ある日私は悪魔執事の主様になった
突然のことで混乱する中
執事の皆がたくさんのことを教えてくれた
元の世界が辛かった私には
とても楽しい生活だった
でも私は天使狩りで命を落とした
そして私は愛する人に想いを告げることなく
この世を去った
氷華
！！
氷華
こ、ここは…
セラフィム
やぁ、起きたかい？
氷華
お前はッ！！
セラフィム
そんなに警戒しないでくれよ〜
氷華
……
氷華
何が目的だ
セラフィム
（笑）
セラフィム
単刀直入に言う
セラフィム
君には天使になってもらいたい
氷華
……
氷華
は？
氷華
ふざけてるのかッ
氷華
私が天使に？
氷華
寝言は寝てから言え！！
セラフィム
ん〜
セラフィム
そんなこと言われてもね〜
セラフィム
だってもう、君は天使の姿だしね〜
氷華
え……
鏡を見るとそこには
白い羽、白い天使の輪
その2つがあった
氷華
う、嘘だ……
氷華
こんなことッ……
セラフィム
嘘じゃないよ
セラフィム
君は天使として生まれ変わった
氷華
ッ……
セラフィム
あ、そうそう
セラフィム
君に見せたい物があるんだ
氷華
……見せたい物…？
セラフィム
これを見てごらん
氷華
……
氷華
！！？
出された物を見ると
そこには笑顔で新しい主様と笑っている
悪魔執事の皆がいた
そして
主様とお揃いの物をつけて
笑っている愛する人がいた
氷華
そんなッ…（泣）
氷華
……ッ、（泣）
セラフィム
辛いだろうね
氷華
ッ…、…（泣）
セラフィム
こんな時で悪いけど
セラフィム
もう一度聞くよ
セラフィム
君には天使になってもらいたい
氷華
……
セラフィム
返事がないということは
セラフィム
天使になるということで
セラフィム
いいのかな？
氷華
……もう、どうでもいい
氷華
全部、どうでもいい
氷華
執事の皆も、愛する人も
氷華
全部、全部、全部
氷華
どうでもいい……
セラフィム
それじゃあ、今日からよろしくね
氷華
……うん
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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