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コメント
3件
うわ……これ、すごく重かった。夕日の中を駆ける二人の姿が、ただの逃避行じゃなくて「普通」から逃げてるんだって思うと胸が締め付けられた。最後の「報われましょうね」って言葉、優しすぎて泣きそうになったよ。あの鈍い音が夕日と共に沈んでいく感じ、余韻がすごい。希來さんの描く世界、ちゃんと受け取ったよ🌙
夕日が 、 森の奥に沈もうとしていた。
赤い光の中を二人の少年が駆ける。
制服の裾を揺らして 、 森の奥へ 、 奥へ。
誰かに追われていたわけじゃない。
“ 普通 ”に追われていた。
男の子は女の子を好きになるもの 、 だとか
大人になったら結婚するもの 、 だとか。
男の子を好きになっただけで 、
“ そのうち治るよ ”なんて笑われて 、 自分たちが間違えているかのように扱われて。
だから逃げた 、 全部を置いて行きたかった。
やがて森は切れて 、 崖に出た。
遠くの街には灯りが付き始めていた。
二人は崖の前に並んで座った。
冷えた風が二人を包む。
no
少し時間を置いて
ya
ya
しばらく沈黙が続いた。
夕日はほとんど残っていなくて 、 世界から色が失われていた。
no
no
繋いだ手に力が込められたのが伝わる。
no
その後 、 森にはしばらく風の音だけが吹いていた。
後に遠くで 、 何かが壊れるような 、 鈍い音が一つ響く。
それを最期に夕日は沈んだ。
琉音
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