はるか昔、人間が貧しい生活を送っていた時代、人間は食料もなく生活する家もなく飢えていた
そこに、神が人に幸福を与えた
人は喜び、そして神に祈りを捧げるようになった
人は神に祈り神を祀った
神はその祈りに応えた
多くの者に祀られた女神アテナは
どの神よりも世界の平和を願った
しかし人は祈り続けた
そしてだんだんと神が祈りに応えなくなった
アテナは人の祈りに応えるのを辞めなかった
人に幸福を与え続けたのだ
アテナは人に愛され続けた
ここまでが愛された女神アテナの話しだ
アテナが何よりも願った世界の平和は叶わなかった
やがて人間が神に喰むかうようになった
"アルテミス"
この名を知らない人間はいないだろう
初めて神に喰むかった人間
女神アテナはアルテミスの手によって殺された
王女アルテミスの死後
人間は戦士を生み出した
カミゴロシ "Deicibium"
人間の手によって神は死神になった
神界ではアテナの死により人間への憎しみが生まれた
神達は亡きアテナのために死神になることを選んだ
神は人間を憎んだ
人間は神を嫌った
そして戦争が始まった。
ただ1人だけ神に祈り祀り続けるものがいた
聖女ルアイナ
ルアイナは神を信じ続け女神アテナのように平和を願った
そして神が応えた
ゴッド・ルイス
彼は神の中で嫌われていた
血のように燃える赤い瞳が神から気味悪がられていたからだ
ルイスとルアイナは互いに平和を願ううちに惹かれ合う
やがてルイスとルアイナは結婚した
そのふたりの間にできた赤子
その赤子が2つの国の希望であり架け橋だった
しかし、ルアイナが人間の手によって殺される
聖女ルアイナを失ったことによりルイスは悲しみ人間を憎んでしまったのだ
光の神であったゴッド・ルイスは闇の神になってしまったのだ
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