鶴拓👽🍓

ﾊﾟﾁｭｯﾊﾟﾁｭｯ♡

ｸﾞﾎﾟｯ ｸﾞﾎﾟｯ♡

次の日

ｺﾞｯﾁｭﾝ ♡

ｸﾞﾘｭｯﾊﾟﾁｭｯ♡

この部屋に閉じ込められてから 何日経ったのだろうか

この部屋には窓がないから今が朝なのか 夜なのかすら分からない

おまけにここには大きなベッドが１つあるだけで他に娯楽になるような物もない

汐恩は毎日食事と行為のときにだけ現れ、出ていくときには必ず鍵を掛ける

だから逃げようにも方法が見つからない

今頃メンバーや家族は何してるんやろな

ﾊﾟｯﾁｭﾝﾊﾟｯﾁｭﾝ♡

ガチャ

ｶﾞﾁｬﾝ

やっと逃げ出せた

もうあんな生活には戻りたくない

急いで誰か探さんと

てっきり汐恩の家に閉じ込められているとばかり思い込んでいた

そしたら近くに奨くんの家もあるし、 助けてくれるやろって

でもここは見たことない場所や

どうしよう

スマホは汐恩に没収されて手元にないし 近くに営業してる店すらない

あかん急に罪悪感が押し寄せてきた

ずっと逃げ出したかったはずやのに

いつの間にか俺は今まで閉じ込められていた家の前まで戻ってきていた

ピンポーン

さっきまで真っ暗だった家には明かりが ついている

汐恩が帰ってきたのだろう

ガチャ

そうだ俺には汐恩しか…

怖いはずなのに嫌だったはずなのに

この後どんなに酷くされるか期待している俺もいる

あーあ俺には汐恩しかおらんのや

やっと堕ちてくれた…♡