星原の約束

あの時のことを正直に話したら ゆあんくんはどんな顔をするだろう。

きっとゆあんくんは俺を嫌いになる。

それでも…

いつの間にか辺りは真っ暗で 人通りも少ないことから俺は、 ゆあんくんを家の近くまで送った。

帰り道で交わす言葉は お互いに無かった。

ずっと引っ掛かっていた。

じゃぱぱとは初めて会った気がしない

ずっと昔から知っていた様な気がする

今思えばじゃぱぱの言動には 怪しいところがあった。

まるでこの街のとこを 知っているような口振り

何だ？何で思い出せないんだ、？

疲れているんだろうか

思い出そうとすると 霧がかかったようで何も 見えなくなる。

思い出してしまえば じゃぱぱとの

今の関係が壊れてしまうんじゃないか

もう、元に戻れないのではないか

不安で胸がいっぱいになってしまう。

「俺達が出会う前に」