TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

魔法を使い上空まで昇ってきたクラル先生。

クラル・ガーデン先生

ん〜…と…

クラル・ガーデン先生

どこら辺で降りようかなぁ…

クラル・ガーデン先生

アビスさん、がここらへんに居るのは分かるけど…

クラル・ガーデン先生

怖がらせたくないしなぁ…

クラル・ガーデン先生

オッドアイで怖がられるの、今まで何度もあったし…

悩みながらゆっくりと下降していく。

クラル・ガーデン先生

でも、お願いされたし…

クラル・ガーデン先生

行くしかないよねぇ…

降りたのは海辺の砂浜。

クラル・ガーデン先生

ん〜!やっぱ月綺麗〜!

はしゃぎながら生徒の家の方へ歩く。

クラル・ガーデン先生

天使の輪っかみたいなのですぐわかるらしいけど…

辺りを見渡しながら進んでいると、確かに天使のような誰かがいる。

アビス

はぁ…寝れないなぁ…

クラル・ガーデン先生

、!あの子かな?

トテトテと走りながらそちらへ向かう。

クラル・ガーデン先生

お〜い!君ってs(ブヘェ

アビス

え⁈ちょ大丈夫⁈

走っていたのが砂浜だったので、盛大に転けたのだ。

クラル・ガーデン先生

うん…恥ずかしい…///(その場に座り込む

アビス

ここが砂浜で良かったね…w(隣に座る

アビス

それで…僕に用があったの?

クラル・ガーデン先生

そんの通り!僕はクロスワールド学園からのお迎えに来たんだ!

アビス

あぁ…そうなんだ。

アビス

準備とか何もできてないからちょっと待っててよ。

クラル・ガーデン先生

大丈夫!準備なんてな〜んにもいらないから!

アビス

でも…生徒の君に言われてもな…

クラル・ガーデン先生

………え?

アビス

ん?

その場に広がる静寂。次の瞬間、先生が言う。

クラル・ガーデン先生

僕は!!生徒じゃ!!なーーーーーーい!!

アビス

うわびっくりした…

アビス

え?生徒じゃないの?

クラル・ガーデン先生

そうだよ!僕はクラル・ガーデン!!れっきとした先生ですぅ!!

アビス

…その身長で?

クラル・ガーデン先生

うるさいなぁ!牛乳いっぱい飲んでおっきくなる予定なの〜!

アビス

…っあはははwww

アビス

ごめんなさいせ〜んせ。

アビス

僕の可愛さに免じて許してよ!

クラル・ガーデン先生

…別に怒ってないよ〜だ。

クラル・ガーデン先生

…もぉ、君が生徒なら僕もやる気出そうだよw

アビス

…ま、問題児だもんね!

クラル・ガーデン先生

、?そんな意味じゃないって!

クラル・ガーデン先生

授業が楽しくなりそうってこ〜と!

アビス

…へぇ、変わったセンセ。

クラル・ガーデン先生

ふふw…じゃあ君を学園に案内しないと…

クラル・ガーデン先生

空間転移が一番早く行けるけど…

クラル・ガーデン先生

僕は使えないし…

アビス

箒は?僕一応乗れるけど…

クラル・ガーデン先生

遠いからおすすめできないなぁ…

クラル・ガーデン先生

あ、ナルキス先生なら部屋にいるかも…

アビス

ナルキス?

クラル・ガーデン先生

そ!ちょっと待っててね!

そう言ったクラル先生は、ローブから手に乗るほどの大きさの水晶を出した。

クラル・ガーデン先生

『水晶よ、僕の魔力を水面にし、学園へ言霊を運べ』

アビス

…!水晶が金色に…

クラル・ガーデン先生

僕の魔力だよ。『植物園を映し出せ』

ナルキス・クレイラ先生

『…誰かしら。私の睡眠時間を削ったのは?』

アビス

す、水晶から声が…

クラル・ガーデン先生

ごめんねレイラせんせ…

ナルキス・クレイラ先生

『…あなた今どこにいるの?』

クラル・ガーデン先生

カルジア先生のお手伝いで、生徒のとこ!

クラル・ガーデン先生

アビスさん、こっち寄って!

アビス

わ、わわ、!

クラル先生がアビスの手を軽く引っ張り、水晶の近くに来させた。 金色の渦の中に、暗い森のような景色が映っている。

クラル・ガーデン先生

ほら!めっちゃ可愛い生徒さん!

ナルキス・クレイラ先生

『確かに可愛いわね、!…それにしても、』

ナルキス・クレイラ先生

『…カル…怠けたわね…』

ナルキス・クレイラ先生

『…まぁいいとしましょう。それで、なんで私に連絡をしたの?』

クラル・ガーデン先生

お、お迎えに来てほしいなぁ…なんて…

ナルキス・クレイラ先生

『…はぁ…なんとなく察したわ。』

クラル・ガーデン先生

ごめんなさい…

ナルキス・クレイラ先生

『別に構わないわよ。少し待ってて。お迎えに行く魔動物を造るから。』

クラル・ガーデン先生

ありがとぉぉぉ!!

アビス

え?え??

状況を理解しきれないアビス。 誰がどこから喋っているのか、水晶からは見えなかったからだ。

クラル・ガーデン先生

だぁいじょぶ!

クラル・ガーデン先生

ナルキスせんせの魔法の腕は間違いないから!

ナルキス・クレイラ先生

『今は水辺が近いのかしら。』

クラル・ガーデン先生

海辺だよ!

ナルキス・クレイラ先生

『…なら翠天馬を送るわ。私の魔力を混ぜておくから、すぐわかるはずよ』

クラル・ガーデン先生

赤い薔薇だね!わかった!

ナルキス・クレイラ先生

『あとは自分で戻って来なさい。またねクラル先生。』

クラル・ガーデン先生

ばいば〜い!

そう言った瞬間、水晶の中で渦巻いていた金の光が消えた。

アビス

赤い薔薇?翠天馬?

はてなを浮かべるアビスに、クラルが説明をする。

クラル・ガーデン先生

ナルキス先生が新しく造った、魔力動物だよ!

クラル・ガーデン先生

魔力を特殊な水に混ぜて、自分のイメージの形に変えてつくるんだ。

クラル・ガーデン先生

それで、魔力を水に混ぜるって言ったでしょ?

クラル・ガーデン先生

人によって魔力の…色っていうのかな?

クラル・ガーデン先生

それが違うから、同じモノをイメージしても、色が少しづつ違うんだ!

アビス

へぇ…だから、その…ナルキス?さんの魔力で…

クラル・ガーデン先生

そう、赤い薔薇が咲く!ってわけ!

クラル・ガーデン先生

理解が早くて嬉しい!

クラル・ガーデン先生

教え甲斐があるよ〜!

アビス

ま、まぁ?僕頭良いし?

クラル・ガーデン先生

うんうん!めっっちゃいいよ!

二人がそうしてしばらく話していると、海に赤く輝く光が見えた。

クラル・ガーデン先生

はやぁい!もう来てくれた!

アビス

あ、あの赤いのって…

やがて砂浜に着いた赤い光。 飛び上がったかと思うと、美しい赤い竜になった。

ナルキス・クレイラ先生

まったく…人使いが荒いわよ。

アビス

え⁈竜が、は、話して…⁈

クラル・ガーデン先生

ナルキス先生〜!

竜の首にきゅっと抱きつくクラル先生。

ナルキス・クレイラ先生

分身体で我慢なさい。

アビス

え、えぇ…っと…

冷や汗をかくアビスを、竜のルビーのような瞳が見つめる。

ナルキス・クレイラ先生

あぁ、貴方がさっきの…

アビス

あ、アビス…です。

ナルキス・クレイラ先生

ナルキスよ。分身体だから本人じゃないわ。よろしくね。

クラル・ガーデン先生

ほらほら!アビスさんも早く乗って!

気づけばいつのまにか竜の背に乗っているクラル先生。

ナルキス・クレイラ先生

あなたいつの間に乗ってたの?…構わないけれど…

アビス

え?乗っていいの?

ナルキス・クレイラ先生

お迎えに来たのよ?ほら。早くお乗りなさい。

アビス

あ、ありがとうございます…

おずおずと赤い竜に乗るアビス。

アビス

綺麗な鱗…

ナルキス・クレイラ先生

あなたも時期に使えるようになるわよ、この魔法。

ナルキス・クレイラ先生

…さぁ、しっかり掴まってなさい?

クラル・ガーデン先生

わ〜い!

アビス

え?え?掴むってどこをつかm

アビスが言い終わるのも待たず、竜は空へ飛び立つ。

アビス

うっわぁぁぁっ!!!

クラル・ガーデン先生

あっはははは!アビス、これからよろしくね!
loading

この作品はいかがでしたか?

202

コメント

29

ユーザー

生徒に間違えられるクラル先生可愛いwいずれ私も出るのだろうか…………

ユーザー

良き…‪👍🏻

ユーザー

は?はあ⁉︎クラル先生可愛い過ぎか⁉︎天然&低身長&先生ッッッッ漫画作れるぞこれッッぎゃぁぁぁぁぁ((スグ4ヌヨン。

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚