桃
紫
青
赤
橙
黄
透
藍沢
俺と紫くんは藍沢んちの車に 乗せてもらって道案内をした
そしてようやく家にたどり着いた
桃
紫
藍沢
透
紫
桃
今までは何でも 一人でしようとしてたけど 今じゃ色々と頼ってくれる
ここ数ヶ月はずっと成長を感じてる
藍沢
桃
藍沢
赤
靴とか脱ぎながら話していたら 廊下の奥から赤が顔を出した
赤
誰が来ていることに気づくと すぐに近寄ってくる
犬みたいで可愛い
藍沢
赤
透
俺や橙とかはともかく 赤とまともに会ったことの無い 透くんは少し戸惑っていた
赤
透
赤
そう言って赤は 透くんの真っ黒な髪を撫でる
青
そしたら青が大声を出しながら 赤の方へ走ってきた
赤
青
青
桃
青
青
青は一歳半にしては 言葉をよく覚えるし沢山動ける方だ
けど小さい体でうろちょろするから たまに見えなくて 足が当たってしまうのだけは 本当に申し訳ないと思ってる
青
赤
青
青
桃
桃
青
最近、皆と同じがいい って言うことが増えた
きっとお兄ちゃんと 同じものが食べたいんだろうな
けど、まだ 控えておいた方がいい歳だから 駄々をこねられても あげる訳にはいかない
あげるとしたら二歳くらいだろうか
青
赤
桃
青
赤が青の相手に戸惑っていると 藍沢が俺の肩を強く掴んだ
藍沢
藍沢
桃
藍沢
透
桃
桃
藍沢
桃
透
赤
透
赤
赤
透
赤
青
俺は藍沢に引っ張られてる横目に 青が泣いた目を擦って 少しだけ拗ねている姿が見えた
くっそ可愛すぎて 表情が溶けるほど緩んだ
たぶん今から説教されるけど
赤
青
赤
青
赤
紫
赤
紫
赤
今、紫くんは苦笑いをした
あんな話をした俺が悪いけど けど、紫くんは 明らかに苦笑いをしたんだ
まるで、俺の機嫌を伺うように
自分の気持ちを押し殺すように
けどきっと今は、
透
紫
それに気づいてくれる友達がいる
紫
紫くんは今度は笑わずに 本当に不思議そうな顔で 透くんに訊いた
透
紫
赤
赤
俺はにっこにこで言った
俺は別に そういう話をして親睦を深める分には 構わないんだけど 紫くんが不安な顔をすると 青ちゃんも不安な顔になってしまう
それは避けたいだけ
紫
紫
透
紫くんの切り替えの速さに 透くんがびっくりしてる
割と年相応なとこあって可愛い
赤
赤
透
透
透
赤
赤
俺は透くんの真っ黒な髪を ふんわり撫で撫でしながら 微笑むように言った
これが俺の精一杯の優しさだ
透
この優しさが透くんや 紫くんにも伝わってますように
ここは俺の部屋
寝る時は 赤、紫くん、青、俺で寝てるから ベッドは無いけど ソファとか本棚とか 仕事用のPCとかが置いてある
ちゃんと整理整頓してたから 藍沢は若干驚いてた
けど、
藍沢
いつに無くお怒りだ
次回 [ 家族 ]と[ 親 ]
一応この連載最優先で進めてますが 自分の語彙力が無いので 説明文にかなり時間がかかってて 続き出すの遅くなってます
本当に申し訳ないです😨💦
コメント
2件
続き楽しみです
透くんと紫くんの友情がすごく好き クラスの人といるよりも何十倍も楽ってめっちゃいい、、、✨ 続き待ってます!