私は、高校1年生の凛。
突然だけど私は幼なじみの優太に恋をしている。
だけどそんな優太には好きな人がいて。
別に優太から好きな人が出来たと報告してきた訳じゃない。
だけど、保育園からの幼なじみで家も隣同士。
そりゃあ何かしら仲いいわけで。
優太の異変に気づかないわけがない。
ある放課後のこと。
私は優太を家に誘った。
優太の口から’好きな人がいる’そう聞くために。
凛
ねぇ、優太。
優太
ん?
凛
優太さ、好きな人出来たでしょ。
優太
ぶぶっ!!
凛
え、ちょ、優太汚い!
優太
ごめっ!ゲホッゲホッ!
凛
大丈夫?
優太
おう…
優太
けど何だよ。急に。
凛
いや、なんか前と変わったから。
優太
変わった?
凛
うん。
凛
優太、最近奈々希ちゃんにすごい話しかけてるし。
奈々希ちゃんとは、優太の好きな子のこと。
凛
なんか奈々希ちゃんと話す時だけすごい笑顔だなって。
優太
…バレてたか……
優太
てか人まで当てるって天才だなお前!
え、ちょっとは否定してよ…笑
凛
やっぱ?笑
凛
まぁあれで気づくなって方が無理あるよ。
凛
多分クラスのほとんど…いや、学年のほとんどは分かってんじゃない?
優太
え、そんなに?
凛
うん。
凛
優太声でかいし。
凛
無意識かもしれないけど奈々希ちゃんと話す時だけ別人みたい。
優太
え、じゃあ、奈々希ちゃんにバレて…る…?
凛
いや、多分バレてない。
凛
奈々希ちゃん鈍感すぎる。
優太
よかったぁ!
凛
良かったの?
優太
うん。
優太
だってどうせならちゃんと気持ち伝えたいじゃん。
優太
こうやって知られるのはちょっと違うかなって。
凛
そっか。
凛
じゃあ、もう少し声静かにした方がいいよ。
凛
みんなに聞こえる。
優太
あ、わりぃ!
なんて。
声がでかいのほんとだけど、ほんとは2人が楽しそうに話してるのを聞きたくなかっただけ。
聞いたらもっと切なくなるし。
凛
けど奈々希ちゃんって以外だね。
優太
そうか?
凛
うん。
凛
だって優太今まですごい明るい子好きだったじゃん。
優太
奈々希ちゃんも結構明るいけどなぁ
凛
そうなんだ。
ねぇ、優太。
優太
ねぇ、1つ聞きたいんだけどさ、
凛
ん?何?
私、優太のこと諦める。
優太
凛って好きなやついねぇの?
凛
え?
優太
ほら、聞いたこねぇし。
そりゃそうだよ。
だってずっと優太が好きだったんだもん。
凛
んー、いたかな。最近まで。
だけどそれも今日で終わり。
優太
じゃあもういねぇの?
凛
…うん。
これからは優太のことを応援する。
それが私にとってできることだと思うから。
優太
そっか。
優太
お互い頑張ろうな!
凛
だね!
優太、今までありがとう。
絶対幸せになってね。
…大好きでした。






