TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

「青い空の下で」

一覧ページ

「「青い空の下で」」のメインビジュアル

「青い空の下で」

3 - キザなままの君へ

♥

1,139

2025年05月10日

シェアするシェアする
報告する

夜になり、六つ子たちはそれぞれの部屋に散っていた。けれど、カラ松だけは珍しくリビングに残っていた。ソファに座り、腕を組んで天井を見つめている。

カラ松

(お前は変わらなくていいよ、…か……)

そこへおそ松がやってくる

おそ松

まだ起きてんのかよ、カラ松

カラ松

おそ松こそ…

おそ松

ま、なんとなくな。……つーか、さっきのことだけどさ。言い忘れてた

おそ松

俺たち、変わっていくのも悪くないけど、変わらないとこがあるのも、いいよな。例えば、お前がいつまでも“カラ松”でいるってことが、俺はちょっと安心するって言うか

カラ松

……俺もだよ。誰より適当で、でも誰よりみんなのことを見てるお前が俺には一番“おそ松兄さん”に見える

おそ松

お、ちょっとカッコつけたな?

カラ松

当然だろ?俺は“カラ松ボーイ”だからな

2人の間にふっと笑いが生まれた。静かな夜に、ほんの少しだけあたたかい空気が流れる

おそ松

もう一度言うぞ!俺、長男だからな!

カラ松

フッ……

この作品はいかがでしたか?

1,139

コメント

1

ユーザー

(≧∇≦)b!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚