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月城 孝明
月城 孝明
上機嫌のまま千鳥足で部屋を出ていく。ドアが閉まり、足音が遠ざかる。完全に聞こえなくなるまで、二人は動かなかった。
坂田 与一
坂田 与一
バーカウンターの奥でバーテンダーが固まっていたが、この手の場所では見て見ぬふりが鉄則だ。問題は月城がいつ戻るか。長くても十分、短ければ五分。
坂田 与一
坂田 与一
神崎 藍
坂田 与一
冗談を言いながらも、 既に頭の中では段取りが組み上がっている顔だった。
坂田 与一
神崎 藍
ドレスの懐から小さな瓶を取り出す。 無色透明の液体即効性の神経毒
坂田 与一
坂田 与一
坂田 与一
坂田はカメラ、 神崎はカメラを処理し終わったのを確認し 月城のグラスに1滴落とした
坂田 与一
神崎 藍
月城 孝明
豪快に笑いながらソファに沈む。 何も疑っていない。グラスを手に取り、一口。
月城 孝明
月城がグラスを煽った。 喉が動く。1口 2口 液面が下がっていく。
月城 孝明
異変は唐突だった。グラスを持つ手が震え始め、目が見開かれる。巨体がソファから崩れ落ちた。
床に転がった体は痙攣を繰り返し、やがて動きが鈍くなっていく。静寂が戻った頃には、もう息をしていなかった。
神崎 藍
坂田 与一
坂田の手には大量の薬物。 資料通りの薬物まみれだった
神崎 藍
ドアの方を確認する。人の気配はない。 遠くでパーティーの音楽力微かに響いているだけだ。
所要時間、約四分。あっけない幕引きだった。 裏社会を揺るがす大組織の長が、「良い夜」を最後に一言も残せず息絶えた。
神崎 藍
黒いセダンがテラスの脇に滑り込んできた。 ヘッドライトが二人を一瞬だけ照らし出し、 ドアが内側から開く。
運転席には御影組の構成員、五十嵐豊がハンドルを握っていた。
五十嵐 豊
坂田 与一
五十嵐 豊
神崎 藍
五十嵐 豊
ガハハ、と大きく笑う五十嵐の笑い声に 任務の緊張感が解ける
坂田 与一
坂田 与一
神崎 藍
坂田 与一
神崎 藍
五十嵐 豊
神崎 藍
坂田 与一
五十嵐 豊
御影組名物? 「任務後の坂田と神崎による痴話喧嘩」
迎えの運転手だけが味わえます。
五十嵐 豊
五十嵐 豊
神崎 藍
坂田 与一
坂田 与一
デスクの向こうで煙草をふかしていたボスが顔をあげる
ボス
ボス
坂田 与一
ボス
灰を落としながらくつくつと喉を鳴らして笑う
神崎 藍
ボス
坂田 与一
坂田 与一
神崎 藍
ボス
用は済んだ。だがボスは帰れとは言わず、意味深に与一を見た。
ボス
神崎 藍
神崎 藍
ボス
煙草を咥え直し、心底不思議そうな顔をする。 本気で思っているのだ この男は
その一言が致命傷だった。 反論の余地を根こそぎ刈り取る。
ボス
坂田 与一
坂田 与一
ドスドスと足を踏み鳴らして廊下を歩く坂田の背中を、構成員の一人が遠巻きに眺めて、また話喧嘩だ」と囁いていた。
着替えも終え、渡り廊下を歩く
坂田 与一
坂田 与一
神崎 藍
坂田 与一
坂田 与一
坂田 与一
神崎 藍
坂田 与一
記憶を辿るように視線がを泳いだが、 答えは出なかったらしい。
出会いがいつだったかなんて、裏社会にいる人間にとっては曖昧なものだ。気づいたら隣にいた、それだけ。
坂田 与一
寮棟が見えてくる
神崎は右棟、坂田は左棟。
神崎 藍
神崎 藍
坂田 与一
坂田 与一
つづく
五十嵐 豊
五十嵐 豊 (いがらし ゆたか) 180cm 75kg 50代後半 御影組の組員(結成当初から所属している) スキンヘッドに切れ長の目、顔の古傷 ガタイのいい体により、初見では怖がられるが実際は凄くいい人。 名前と見た目が合っていない。
コメント
1件
わあ、読んだ読んだ…!このエピソード、めっちゃ重厚でかっこよかった……🥀 任務の手際の良さと、終わった後の痴話喧嘩みたいな空気感が本当に良いバランスで。特に「ボスにニコイチ扱いされてるの、違うんだけど」って言いながらも息ぴったりなのがもう…尊いし笑えるしで、好きなところが多すぎる笑 それに、五十嵐さんが「息ぴったり…」って思ってるの最高。スキンヘッドなのにいい人なのがギャップで愛おしいです🤍 来週の任務も楽しみにしてます〜!
んりた
ruruha
1,635
柚木
91
柘榴とAI

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