それからお母さんが来ることはなかった
Rzk
ねえ、おねえちゃん
看護師
どうしたの?ルザクくん
Rzk
おかーさんいつ来る?
看護師
っ!えっとねー…
Rzk
もう、こないのかな…
看護師
大丈夫よ、ルザクくん
お母さん忙しいのよきっと
お母さん忙しいのよきっと
Rzk
うんわかった…
Rzk
ありがとうおねえさん!
看護師
どういたしまして
僕は知っている、お母さんは来ないと
Rzk
おかーさんは僕がいらなくなったんだろうな…
Rzk
…
Rzk
( ̄^ ̄゜)グスッ
Rzk
おかあさん…
Rzk
ぼく…
Rzk
寂しい、よ?
Rzk
勉強もなんでもやるから
Rzk
僕にかまってよ…
お母さんは真面目な人だ
お父さんがいなくなってから、
他の女の人といなくなった時からは それがもっとひどくなった
だから大変なことはいっぱいあった
まだ幼稚園児の僕を塾に行かせたり、
家でもいっぱい勉強させられた
遊ぶことなんて許されなかった
だから小学校に入ることは唯一の 楽しみだった
…
お母さんはいつも僕を見てくれない
欲しいのは「頭の良い息子がいる」 という言葉だけ
小学校1年生にこんな事を思わせないで ほしかった
もはや僕の心に純粋の2文字はない
いつも笑って元気に
言うことはちゃんと聞いて
泣かない
勉強もできる
「完璧な子供」
にはなりたくなかったのにな…
でも、なぜか僕はお母さんの事が大好き
その理由だけはどんなに考えても 分からなかった
でも、分からない方がいいのかな
僕はお母さんを「嫌いになったらダメ」だから…
あるじ
普通に物語書くのと夢小説じゃ全然勝手が違くてムズい…
あるじ
今回はめちゃ少なかったですが、これからもっと良い物語が書けるよう頑張ります!
あるじ
あと1週間もしたら学年末テスト…
あるじ
誰か助けて…笑
あるじ
それでは、また〜