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花垣武道
ふぅ……さて帰るかぁ…
タッタッタッ
花垣武道
……ん？
イザナ
よっ、武道
花垣武道
いっ、いいイザナ君！？
花垣武道
どうしてここに？！
イザナ
お前にちょっかい出してやろうと思ってな
花垣武道
ありがた迷惑っスよ…
イザナ
ってあれ？そこになんかボタンあるぞ
花垣武道
へ？あっ、本当ですね
イザナ
押してみるか
花垣武道
えっ！？ちょっ！
花垣武道
むやみに押さない方が！！！
イザナ
エイっ
ポチッ(ボタンの音)
花垣武道
………
イザナ
………
花垣武道
……え？？
イザナ
なんだ？ここ
花垣武道
近っ！？そして狭っ！？
イザナ君がボタンを押したせいで、俺とイザナ君は謎の空間に閉じ込められていた。
しかも形が正方形で今、俺が上に乗っててイザナ君が下になってる感じ 床ドンみたいな感じにもなってる
って説明してる場合じゃねぇ！！！
花垣武道
とりあえず出る方法探しません？
花垣武道
え……えっと…その………
イザナ
……武道
花垣武道
どうしたんスか？
イザナ
こっちを見ろ
花垣武道
え？
俺がイザナ君の方をむくと、イザナ君はそれと同時に俺の左腕を自分の方へと引っ張り、イザナ君が俺を抱きしめるような感じになった。
花垣武道
！！？？？///
イザナ
こっちの方が余っ程いいな
花垣武道
！？/////(良くないんだけど！？？俺が良くないんですけど！？？)
イザナ
おい、どうした"下僕"
花垣武道
恥ずかしいっスよぉ…！！/////それと、いつの間に俺は君の下僕になったんスか？？
イザナ
はっ、可愛いな俺の武道、下僕
花垣武道
(あ、聞いてないな…)
花垣武道
とりあえず、離れてくだっさい…！///
イザナ
誰がそう言われて離す奴がいると思ってるんだ？
花垣武道
ｳﾞｯ……///
イザナ
助けが来るまでこの格好…な？？
花垣武道
はっ、はい……(圧が凄い……)
30分後
花垣武道
………
花垣武道
……(一向に助けが来ない)
花垣武道
(千冬に連絡してみるか…？)
俺はポケットにあった携帯を取ろうとする。が、イザナに止められた
花垣武道
えっ？ちょっ、イザナ君！？
イザナ
仲間呼ぶなんてつまんねーだろ。もっと楽しもうぜ武道？
花垣武道
え、遠慮しときま……す
イザナ
は？なんつった？
グリッ
花垣武道
ん"ッ！？？
イザナ
呼ばねぇ……よな？(圧)
花垣武道
は、はいぃっ！！
花垣武道
(怖い、怖い。何この人！いきなり俺の良いとこを当てやがりやがって…26歳、童貞をなめんなよ！？)
花垣武道
でも……千冬にだけは送りたい…デス
イザナ
ダメだ。却下する
花垣武道
ドラケン君は！？
イザナ
却下
花垣武道
場地くん！
イザナ
却下
花垣武道
カクちゃん！
イザナ
…却下
花垣武道
あっ、今考えましたね！？
イザナ
うっさい黙れ
ドコッ
花垣武道
い"ッつ…！！
イザナ
全部却下。俺以外却下。
イザナ
という事で武道、お前の逃げ場は無い
花垣武道
(ヤバい、ヤバいヤバいヤバい！)
イザナ
大人しく俺に食われてろ
花垣武道
嫌です！！断ります！！
イザナ
は？俺が言ってること断んの？
花垣武道
い、イエ。イチドモソンナコトハ
イザナ
ならいいよな？
イザナ君はそう言うと、最初の俺と真逆に俺が下になり、イザナ君が俺を押し倒している感じになった
花垣武道
！！？？？/////
イザナ
俺の虜になれ、花垣武道
花垣武道
ま、待って下さい！イザナ君！！俺はっ！！！
イザナ
待たねぇ
花垣武道
ぎゃぁぁぁぁあ！！！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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