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#カオス
初日のターヴァ
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ガレイダス
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第8話、読み終えました。湖に墜ちて死を受け入れながら「みんなに嫌われている」と自分を納得させようとするダープルの心情が、逆に痛々しくて……「僕はみんなのためになれる」って自分を犠牲にしてしまうところ、すごく胸に刺さりました。夢の中で紫の手に気づく感覚や、最後に「サイモン」という名前が出てきたのも、これまでとの繋がりを感じさせて気になります。言葉のリズムが心地よくて、ダークな中にも詩的な美しさがありました。続きが楽しみです!
バッシャーン!
ダープルは、湖に墜落した。
ダープルは、苦しみながら、笑った。
「はは、」
「僕は、こうやって死んで、良かったんだ。」
「もう、死んでも、誰も気にしないよね。」
「こんな僕なんか、、」
「あ」
思い直す。
「みんな、僕のこと、嫌いだったよね?」
「もし、好きだったりしたら、、、」
「僕、酷い事しちゃったよ」
もう助からない状況で、ダープルは、ひとり、絶望した。
「いやいや!」
ダープルは、自分を励ます。
「きっと、みんな僕が大嫌いだ!」
「みんな、僕が死んで、喜ぶよ」
「僕は、みんなのためになれる。」
「はは、あはは、」
「ぁは、あ、」
彼は、笑い続けた。
彼は、とっても嬉しかった。
そのまま、底のない湖への深くへと、ただ、沈んでいった。
目が覚める。
「───ん?」
「……不思議な世界だ」
その世界は、草が緑で、空は青く、木は茶色と緑で───
「紫だ」
自分の手が紫だった。
「なんか、不思議と懐かしいな、」
「ここなら、不思議と自分に自信を持てる。」
[ん?] [不思議?] [ここは、夢?]
ダープルは気づいた。
気づいてしまった。
[夢、なんだな、]
[こんな晴れてる青い空、見たことないな]
ダープルは、その空の違和感に気づく。
この、謎の黒い線に。
「───え?」
視界がどんどん飲み込まれてゆく。
視界が。
視界が、赤く飲み込まれていった。
空も、草も、もう、何も見えない。
「あ」
「消え、ちゃった」
「でもこれ、どこかで見たことあるような───」
言い終わらせようともせず、夢は、彼を悪夢の空間へと導いた。
「うぅ」
「死ね」 「馬鹿」 「全て、全てお前のせいだ」 「ダープル!」 「俺達が幸せに生きられなくなったのも」 「夢を壊された」 「遊ぼ遊ぼ!」 「まだ楽しく生きたかったな」 「俺達の幸せを奪ったのはお前だ」 「あっち行こうよ!」 「時は俺達を忘れていく」
どこからともなく、責める声。
「僕は悪くない」 と励ますどころか、 逆に自分を責めた。
「僕は悪いんだ」
「きっと、ダメなことを犯したんだ」
しかし気づく。
3つの、不思議な言葉に。
「ダープル!」
「遊ぼ遊ぼ!」
「あっち行こうよ!」
「……あれ?」
「……、明る、い、?」
「優しい、」
「僕を攻めてない、」
「黄色だ、、、」
「僕、しか、いないな、」
「いや、」
「サイモンだ」