さくら
ふぅ……
さくらは雪兎の玄関の前に立ちインターホンを押した
雪兎/ユエ
はーい、あれ?さくらちゃん?
さくら
えっと……ユエさんに……
雪兎/ユエ
あ、分かった。
雪兎の下には丸い円が出てき、雪兎の背中から大きな翼が生え雪兎を包み込む
雪兎/ユエ
ユエ)主。どうした、
さくら
えっと……その……
雪兎/ユエ
?
さくら
実は………
さくらがユエに話した事とは実はさくらは小狼と喧嘩してしまったのだ。さくらは小狼の家を出ていき家から出た途端しゃがみこみ大泣きし、さくらはどうしたらいいのか分からなくなった為雪兎の家に向かったのだ
雪兎/ユエ
ユエ)……(だから頬が少しだけ赤いのか……)
さくら
ユエさん……どうしたら……小狼君と仲直りできるんでしょうか……
雪兎/ユエ
ユエ)……主はあの男ととても仲が良い数日たった頃には自然と喋ってるだろう。
さくら
………。
さくらはまたしゃがみこみ泣き出す
雪兎/ユエ
ユエ)主。泣くな、
ユエはさくらの頭を撫でそっと抱き寄せる
さくら
ユエさん……私……私っ……
雪兎/ユエ
大丈夫だ……
さくらはユエの抱きしめられながら泣いた。
さくら
ありがとうございます……もう大丈夫です
雪兎/ユエ
何かあったらまた来い。主はひとりじゃない。
さくら
ありがと……
さくらは微笑みながら言い家を出た。
さくら
……
小狼
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通話
00:00
さくら
小狼君から電話だ……
さくら
どうしよ……
小狼
電話の音……!さくら!
小狼はスマホを耳に当てながら歩いていると近くから電話の音がし電話のする方へ走っていくと
さくら
しゃ……小狼君!?
小狼
さくら!
さくら
ご……ごめんなさい!
小狼
え?……
さくら
急に家を飛び出して……ごめんなさい…
小狼
いや、……謝るのは俺の方だ。……済まない……
さくら
いや!私が悪いんだよ!だから私が謝らないと……
小狼
さくらは悪くない!俺が悪いんだ!
さくら
ふふっ……なんか、笑えてきちゃう。
小狼
そうだな。
小狼
家に帰ろう。
さくら
うん!
二人の会話を木の上から見ていたユエ
雪兎/ユエ
ユエ)………(今度主を泣かせたら……許さん)
最後まで見てくださってありがとうございます!m(*_ _)m