TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

バ  レ  ー  部  と  私  。

一覧ページ

「バ  レ  ー  部  と  私  。」のメインビジュアル

バ レ ー 部 と 私 。

1 - バ レ ー 部 と 私 。

♥

261

2022年06月11日

シェアするシェアする
報告する

ハイキューのお話。

名前 ⤻ 南瀬 栞(みなせ しおり)

年齢 ⤻ 18

所属 ⤻ 戸美学園3年

部活 ⤻ 男子バレー部マネ

身長 ⤻157

好きな○○ ⤻ ぴあす、辛いもの、クレープ

嫌いな○○ ⤻ 校則、理不尽、魚、にんじん

↓↓↓(20代の私)

それではスタート。

※キャラ口調迷子
それでも大丈夫な方はどうぞ。

はぁ、だる、、

.....(なんで学校っていうもんがあるんだろ。)

昌美

若奈高校卒業したらどこで働く〜?

若奈

デザイナーとかそこら辺に行きたいかなぁ、、というかもう高校3年か、、

昌美

早いね〜、、

.....(もう3年か、もう少しで卒業、運動部は試合に負けたら、3年が引退、)

.....考えたくもないこと考えても仕方が無いか、、(すっと立ち上がり3年6組に行く)

3年6組

大将

広尾ここ分かんねぇから教えて〜。

広尾

ん。分かった。

.....(やっぱいいかな、、)

大将

あ!栞ちゃんじゃ〜ん!

大将

なになに会いに来てくれたの?

違う。

広尾

栞さん入ってくれば、?

.....ん。(教室に入る)

あのさ、優、、

大将

ん〜?(問題を解きながら)

私、マネージャー辞めたい、。

大将

え、、?(カタン、とシャーペンを落とす)

ちょ、そんなことしたらシャー芯折れる、、

大将

.....なんで辞めるの?

え、えっと、それは、言えないかな、。

大将

言って。じゃないと辞めさせないから。

広尾

冗談は面白くないよ、?

.....冗談じゃない。

昌美

栞ちゃん〜移動教室だよ〜?

若奈

早く行こー!

あ、うん。今行くー。
.....それじゃ。

大将

ちょっと栞ちゃん!

名前を呼ばれたが振り返りもせず私はそのまま3年6組を後にした。

あの日から、どれくらい経ったのだろうか。3ヶ月くらいは過ぎた気がする。いや、4ヶ月、?

あの日から私は大将達と関わる事は無く、部活にも行ってない。

あの日から私は大将達のことを避けている。無意識でだ。

正直、あの日の言い合いみたいなものは苦手だ。 喧嘩より苦手かもしれない。

謝りたいという気持ちはあるが、謝った所で何が変わるのだろうか。

謝って相手達が許してくれるのだろうか。

またマネージャーをやらせてくれるのだろうか。

そう思うと悪い方向ばかり考えてしまい不安になる。

今日も、明日も、明後日も、こんなことを思いながら生きるのだろうか。

そんなのはごめんだ。

なんとかしてこの思いを忘れたい。

そうだ、図書館に行って好きな本を読めばいいんだ。

もしそれで忘れられるのなら、私はそれでいい。

とにかく、私の記憶からあの人らのことを消さないと。

そう思った私は急いで図書館へ向かった。

あ、これ私が読みたかった本、借りようかな、、

なんて呑気にに本を選んでいた。 すると後ろの方から

??

栞ちゃん、?

と、男性の声が聞こえた。 私は気になり後ろを振り返る。

え、なんでここに、、

大将

やっぱり、!

最悪だ。

なぜ1番会いたくもない人に会うのだろうか。 本当に運が悪い。

大将のことを嫌っている訳では無い。 ただ、面倒臭いのだ。 色々聞かれるのが。

だけれど、もう避けようがない。 そう思った私はこう言う。

.....外で話をしよう。

私は馬鹿だ。 今まで散々避けてきたくせに何が 「話をしよう」なんだろうか。 相手が「いいよ。」なんて言うわけが無い。

そんな思いを心の中で思いながら彼の返事を待つ。

果たして、返事はどうなのだろうか。

大将

いいよ。外に行こう。

意外な返事だった。 まさか「いいよ」なんて言われないかと思っていた。

ん。行こう。

外に出た瞬間、モワッとした空気に顔を顰めた。 今は8月。夏休みが終わったはいえど、暑いのには変わりない。 今日の気温は29度だとかなんだとか。

暑、、

大将

暑いね〜、、

.....それで、話なんだけど。

大将

あ、そう。なんで部活来ないの?

.....(俯く)

果たしてこれは言うべきなのか。 言わなければいけない、それは分かっている。 でも、本当に言って良い言葉なのか、少し考えよう。 そう思った私は数分考え込んだ。

.....あ、あのn...

理由を言おうとした私の言葉を遮って、彼が喋る。

大将

ごめんね、答えにくいよな。

なら、「嫌なことでもあった?」

あぁ、なんて彼は優しいんだろう。 相手の事も考え、質問内容を変える。 この質問なら頷くか頷かないかの二択。 私は頷くことにした。

.....(。 。`)コク

大将

なら、それ言えるかな?

.....ん。

.....あんた達のファンの子からの嫌がらせをずっと受けてた。

大将

.....

相手が悲しそうな顔をする。 やめて、そんな顔しないで、私が泣きそうになる。 そんなことを思っていた。

私がマネージャー続けている間、ずっとこれが続くのかなって思うと怖くてマネージャーを辞めたかった。それでマネージャーを辞めると言うとあんたが理由を聞いてきた。

大将

それなら、話してくれた方が良かっt...

.....話せるわけないじゃん。

人に迷惑かける、心配される、そんなことを考えて話す馬鹿、いると思う?

これまで心の中にひそめていた言葉が次々へと口から出てくる。

.....少しは人の気持ちもわかって。

やっぱり自分は馬鹿だ。 何が「人の気持ちわかって。」なのだろうか。 今ので嫌われた。そう思っていた。

だけるど、彼からの返事は予想外だった。

大将

ごめんね、俺も人の気持ち考えずに聞いて。
でも、マネージャーはやめて欲しくない。

彼が私の手をぎゅっと握り真剣な目で見てくる。

.....考えとく。

大将

ん、。

あれから時は過ぎていき季節は逆転し、暑い夏場から寒い冬へと変わった。 今は11月。だけれど寒い。

図書館で大将に会った日からよく考えて、返事をした。

返事は「いいよ。マネージャー続ける。」だ。 そう答えると大将含めバレー部の皆が喜んでくれた。

そして今日は、バレー部の皆とイルミネーションを見に来ている。

理由は2つ。 1つ目はみんなで行きたかったからだそう。 2つ目は、、

私の誕生日だから。

ちゃんと皆私の誕生日を覚えててくれた。

私は、愛されていないと思っていた。 だけれど、そんな心配はいらないほど、自分が思ってる以上に愛されてて、思わず涙を流した。

話は戻りイルミネーション場にて。

綺麗、、

大将

ね、綺麗だよね〜

広尾

ここ、バレー部の皆で絶対連れてこようって言ってたんだよ笑

ありがとう笑

大将、広尾、その他の部員が先に歩き始める。

私は、後ろに振り返る。

皆に教えてあげる。

この話はこの1話で終わりだよ。

続きは無いから、勘違いしないでね。(人差し指を立て自身の唇に当ててウィンクする)

大将

栞〜?早く〜先行くよ〜?

広尾

栞ちゃん〜、?

今更だが、1つ変わったことがある。

彼達が私を呼ぶ時、なんて呼んでたかだ。 わかった人いたかな?

今行くー。(彼達の元へ走っていく)

こうして、私たちの夜はどんどん更けていく。

あの時、嫌な思いで考えたくない毎日が、皆のおかげで楽しい毎日に変わった。

今はバレー部の皆に感謝しかない。

あれから6ヶ月後の公式試合で見事に相手チームに敗れ、3年は引退した。

今、3年だった人たちの年齢は、いくつだろうか、24とかそこら辺だろうか。

現在、3年だった大将、広尾達は自分らの道を歩んでいる。

私の職業はデザイナーだ。 ただのデザイナーでは無い。 有名なデザイナーとして広まっている。

高校2年の時に大将に、将来の夢とかある?と聞かれた時答えたのがデザイナーで有名になること、答えた。 今、その目標が達成できた。今日は休日でゆっくり公園で過ごしている。

栞(20代前半)

.....私もちゃんとしなきゃな。

皆頑張ってるんだから私も頑張ろう。そう思って踏み出した一歩。

その一歩が大事な事とは、私はまだ知らない________

𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸

この作品はいかがでしたか?

261

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚