たっつん
そろそろ起きてくれたってええやん。
どんだけ俺を焦らしたいねん。
たっつん
たっつん
シヴァ
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
シヴァ
たっつん
シヴァ
たっつん
信じて待ち続けるから
シヴァ
1ヶ月くらいずっとここに閉じ込められてる。
シヴァ
シヴァ
シヴァ
何も聞こえない。
何も感じない。
シヴァ
シヴァ
ス……((花を拾う
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
独りぼっちで
誰かの助けを待ってるみたい
シヴァ
シヴァ
シヴァ
どうしたら出れるのかな?
シヴァ
たっつん
シヴァ
たっつん
シヴァ
たっつん
シヴァ
たっつん
シヴァ
不安が募る。
このまま死んでしまうのではないかと。
たっつん
シヴァ
シヴァ
俺は花に話しかけながら。
当てもなくただ歩いた。
シヴァ
シヴァ
シヴァ
気になって仕方がなかった。
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
嘘はいけないけど。
たっつんの嘘なら。
何でも許すのに。
ただ一言…。
本音で……。
俺に……。
『ーー』って言ってくれれば……。
たっつん
シヴァ
たっつん
たっつん
たっつん
シヴァ
お医者さんが俺に言った。
''本音をぶつけてみて下さい''
''何か反応があるかもしれません''
''彼が気にしていそうなことなど…''
たっつん
たっつん
シヴァ
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
シヴァ
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
好きでいるよ
シヴァ
何も聞こえないけど。
今たっつんが。
『好き』って言ってくれた。
シヴァ
ジュワッ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
タッタッタッ…
俺は光の方へ走った。
そして。
その白い光に触れた瞬間。
バチッッ!!
シヴァ
バッッ!!((勢いよく起き上がる
シヴァ
シヴァ
たっつん
シヴァ
シヴァ
たっつん
たっつん
ギュッ
シヴァ
たっつん
たっつん
たっつん
シヴァ
たっつん
よかった……。
…ん……?
飾ってあった花に目が行った。
あれ……
俺が持って来たのは…
紫だった気が…?
いや。
そんなことより。
まず言わないといけないことがあるだろう。
たっつん
シヴァ
たっつん
シヴァ
たっつん
シヴァ
たっつん
シヴァ
たっつん
シヴァ
たっつん
シヴァ
シヴァ
シヴァ
好きだったんだから。
たっつん
たっつん
たっつん
スッ……((飾ってあった花を手に取る
たっつん
シヴァ
『ーーーー』!!
『忘却』
ー完ー
コメント
13件
テラー歴2年くらいになるんですけど その2年間の中で1番素敵な小説でした😢💖
好きすぎです;;