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グループ活動は順調に見えた。
再生数は伸び、ファンも増え、毎日のように「ありがとう」と言われる。
だけど、心の中にはぽっかりとした穴が開いていた。
hは気づいていた。
みんなの視線が、 少しずつ自分を“置いていっている”ことに。
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それは自然な流れだった
でも、僕の役割は話に上がらなかった
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『いつものやつ』。
それはつまり、**"君はそこにいればいい"**という意味だった。
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予定より押して、ちょっとピリついた空気の中
ほとけはいつものように空気を和らげようとした。
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優しさが沁みた
でも、それもまた苦しかった
最近のグループLINEでは
僕の発言にスタンプだけ返されることが増えた。
企画の話し合いにも、僕の意見は通らないことが多くなった。
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考えれば考えるほど、自分の居場所が分からなくなっていった。
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会議が終わって、帰ろうと外に出たら ないちゃんが待っていた
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全力で走った
今はただその場所にいたくなかった
ファンのコメントを見返す。
〈今日も最高でした！
〈いむくんありがとう！元気出ました！😭
〈次も楽しみです♪
涙が出た。
嬉しいはずなのに辛かった。
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コメント
4件
続きが楽しみです！
続き楽しみです♪
続きが楽しみ！
