White stageが終わり、少し経った頃 あの日使われた会場は、もう別の準備に入っていた 白い照明も、特別なセットも、すべて片付けられている
tatuya
ここだったな
辰哉が何もないステージを見渡して言う
shota
うん
shota
でも、まだ残ってる感じがする
何がとは言わなかった言わなくても分かる
White Stage たった一夜だけの名前 でも、2人にとっては時間をかけて辿り着いた答えだった
shota
クリスマスってさ
shota
終わるの早いよね
tatuya
だからいいんじゃね?
tatuya
一瞬だから、ちゃんと覚えてる
shota
確かに
2人は並んで歩き出す もうステージに立つ時間じゃない でも、歩くリズムは自然に揃っていた White Stage は、もう存在しない でもあの12月に積み重ねた時間も、隣に立つ感覚も、互いを言じた一瞬一瞬も、消えることはない。 それは、次のステージに静かに引き継がれていく
2人は思う 特別な夜が終わっても、物語は終わらない ステージは終わった。でも、そのステージがあった場所は、これからも2人の中に残り続ける。
—End.






