明日死ぬ君へ
凛 潔
死ネタ注意
俺は、死期が近い人がわかる
一週間以内に死ぬ人の 頭の上には文字が浮かび上がる
そして、日数がどんどん減っていき
数字がなくなると、、、
凛
潔
凛
凛
潔
潔
凛
潔
凛
ねぇロビン!行かないでッ
止めるな、、、ッエミリー
俺はお前に 死んでほしくないだけなんだ、、、!
私だって、、、!
あなたに、、、死んでほしくないのよッッ
あなたが死ぬくらいなら!私も、、、
エミリー、、、
ロビンッ
潔
凛
潔
潔
凛
母さん、、、会いたいよ、、、
人の死期がわかる 能力なんて残酷だ。
まだ小学生だった俺は母親の頭の上に数字があることを疑問に思った
何だと、思いながら過ごしていた 俺はその数字の意味を知る。
変な数字が消えたのたその日
目の前で車に轢かれた母は
この世から 消え去った。
潔
凛
凛
潔
潔
凛
潔
潔
凛
潔
この瞬間 世界の歯車は 壊れてしまった。
凛
プップップーーーーー!!!
凛
グチャッ
鈍い音が街中に響き渡る
凛はよそ見運転の トラックに潰され引きずられた
凛の血の匂いがする
むせかえった
潔
なんでッ?数字出てなかった! なんで?なんで
なんでッ凛なんだよ、、、ッ
潔
バサッ
潔
潔
潔
気づいたら自分の部屋の ベットの上にいた
なんか嫌な夢を見ていた気がする。
潔
潔
潔
凛
潔
凛
潔
潔
凛
潔
潔
凛
潔
ドタドタドタッ
凛
通り魔!?
ドンッ
潔
グサッッ
凛
潔
俺を庇った凛の背中に ナイフが突き刺さる
昨日見た夢に似てる気がする
凛の血の匂いと 嗅ぎ慣れた柔軟剤の匂い
凛がいたんだ
さっきまでそこに
なんで凛なの?
また夢なの?
こんなつまんない夢 さっさと覚めて欲しい
バサッ
潔
潔
何故か俺の手には 血がまとわりついていた
この血の匂い、、、
やっぱり、 夢じゃない、?
なんど毎日を 繰り返しても繰り返しても
起きたら元通り。
毎回凛が死に、意識が遠のいて 気づいたら同じ日付、ベットの上
やっぱりおかしい
気が狂いそうだ。
凛
潔
凛
潔
凛
潔
凛の頭の上に数字が浮かび上がってる
潔
数字、、、じゃない?あれは、、、
「∞」
あんなん初めて見る、、、!
潔
凛
凛
潔
待って凛死なないで!
潔
凛
潔
凛
潔
もう死なせない。なんと してでも俺が守るから
潔
凛
着いた!無事に着けた!
ここまでくれば大丈夫
凛
潔
凛
潔
言えるわけない、、、
凛
潔
凛
潔
潔
凛
潔
凛
潔
凛
潔
ザクッザクッザクッ
キャベツを切る音がだけが 沈黙の中を貫いた
潔
凛
潔
凛
潔
凛
潔
凛
潔
凛?何言ってるの、?
潔
待って頭の中ぐるぐるする、、、
凛は誰が好き?
俺じゃない
俺じゃなかった
誰だよ
誰なんだよ?俺から奪うな
俺の大切なもの
潔
凛
凛
グサッ
凛
潔
俺がやった
殺した
潔
凛
潔
凛
潔
潔
バサッ
潔
潔
潔
潔
潔
薄々気づいてた。
俺が死ねば終わるんじゃないか?
凛
朝起きるとなぜかリビングに 凛がいた
凛
潔
潔
凛
潔
凛
潔
潔
凛
凛は真っ直ぐ俺の目を見て 黙り込んでいる
潔
凛
凛
潔
凛
「死んでるよ?」
潔
凛
潔
潔
凛
凛
凛
潔
凛
潔
凛
凛
凛
運命?
今日を 凛は死に続けて 俺は生き続ける 運命だった?
潔
凛
凛
潔
最初の日の今日って、、、!
凛が突然トラックに轢かれた日
潔
凛
潔
潔
潔
「凛といたい!」
凛
凛
潔
凛
凛
潔
潔
凛
潔
凛
凛
潔
凛
凛
凛
潔
潔
凛
潔
潔
グサッ
潔
潔
案の定、目の前は真っ赤に 染まっていた
沢山の人だかりの奥に 見慣れた瞳
ただその瞳の色は濁っていた
潔
こわばっていた肩の力が 抜ける感覚
潔
カンカンカンカン
潔
キュイーーーン!!
ドチャッ
コメント
1件
感動しました(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)