ある日
機械の町に流れ星が落ちた
それは明らかに人工物で
僕達フリーの機械は
それの処理をすることになった
ウデナガ
タンソク
タンソク
ウデナガ
ウデナガ
タンソク
俺たちコンビは欠陥品で
付けるパーツを間違えたせいで
体が異様に長かったり短かったりする
タンソク
ウデナガ
タンソク
タンソク
ウデナガ
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
タンソク
そこには頭髪が無く
儚げな体格をした少女がいた
彼女の背中には羽根が
正確には、外付けされた巨大な肺が付いていた
羽根の根元は金具で固定されており
その羽根は小刻みに息をしていた
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
タンソク
タンソク
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
天使ちゃん
ウデナガ
天使ちゃん
ウデナガ
ウデナガ
天使ちゃん
タンソク
天使ちゃん
タンソク
タンソク
天使ちゃん
天使ちゃん
タンソク
ウデナガ
タンソク
天使ちゃん
タンソク
天使ちゃん
ウデナガ
タンソク
タンソク
ウデナガ
天使ちゃん
ウデナガ
天使ちゃん
タンソク
ウデナガ
タンソク
タンソク
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
天使ちゃん
タンソク
天使ちゃん
タンソク
天使ちゃん
タンソク
ウデナガ
タンソク
タンソク
天使ちゃん
天使ちゃん
タンソク
タンソク
タンソク
ウデナガ
タンソク
タンソク
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
タンソク
タンソク
ウデナガ
タンソク
天使ちゃん
タンソク
天使ちゃん
天使ちゃんとの生活は
何不自由無いと言えば嘘になるが
とても有意義だった
互いに腕や、足や、その両方に欠陥があり
そのコンプレックスを気にせず話すことが出来たからだ
この時間は彼女の年齢から推測するに
あと40〜50年は続きそうだと目測していたが
彼女の体は普通ではなかった
天使ちゃん
タンソク
天使ちゃん
タンソク
タンソク
天使ちゃん
タンソク
天使ちゃん
天使ちゃん
タンソク
ウデナガ
タンソク
ウデナガ
ウデナガがお腹に手をかけたとき
天使の腹に穴が空いた
タンソク
ボロボロと崩れた彼女のお腹からは
真っ白の肺が沢山出てきた
天使ちゃん
ウデナガ
ウデナガが必死に崩れた肺を戻そうとするが
グチャグチャになった中身が治るとは思えない
タンソク
天使ちゃん
天使ちゃん
タンソク
天使ちゃん
天使ちゃんが動かなくなった
彼女のお腹には大きな肺が敷き詰められていて
肺だと思っていた所に最低限の心臓などが入っていた
彼女は肺のために生まれたのだ
肺が死んだら彼女も死ぬ
そして…
またこの星に天使を乗せた
空気清浄機がやってくる。
コメント
6件
配信で読ませていただきました!🍅🐤さん達にも好評でした。
誰かさんが読んでいるのを見ていましたけどいい作品でした!