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天馬司

あんなこと言っておいてオレは結局、嘘をつくんだ 本当は好きなのかどうかも分からないくせに_

天馬司

類…ごめんな、辛くして

天馬司

ごめん、オレが嘘つきで最低なカスで

天馬司

ごめん、お前が一番辛いのに何もできなくて、

天馬司

ごめん、殺すことしかできなくて

天馬司

ごめん、オレが存在するせいでみんなを不幸にして

天馬司

本当は、…本当は…全部、全部もう辞めにしたいんだ

天馬司

疲れたんだよ、もう…

天馬司

スターを演じるのも、みんなに気を使うのも、無理やり笑うのも…

天馬司

全部嘘なのに、

何で類と付き合ったんだっけ? もうどうでもいい、オレは救われない

辛いだけの人生、おまけに周りまで辛くして…

なら、もういいよ、…

オレ、…もう

消えたい

神代類

神代類

ここは?

神代類

どこ…?

お願い…

神代類

え、誰…

救ってあげて…

あの子を…

神代類

な、何の話ですか

時間がないの

このままだとあの子はもっと自分を失っていって最終的には

何も残らなくなる

神代類

っ…

ここがどこなのかも相手が誰なのかも不明だけど… とにかくその苦しんでる子は僕じゃないと救えない、そういうことなのではないかと感じた

あの子の計画は止めて、大変なことになる

みんなのこと、あの子のことを頼んだよ_

神代類

はっ!

神代類

…夢か

神代類

変な夢だな…

どんな内容か忘れたな… だけど、忘れちゃ行けない気がするんだ

神代類

うーん、まぁいいか

神代類

ぼんやりと空を眺めた 昨日とは違い雲一つない空だ 青くて、どこまでも続いている

きっと、終わりはないんだろうな けれど_

僕の人生は空とは違い、終わりがある 必ずしもいつか絶対

最終的に絶対に死ぬのに生命は死ぬ直前も必死に生きようとする 恐怖という感情で

僕は何のために生きてるんだろう …司くんを幸せにするためかな?w

今日は休日だから司くんとは会えないけど、 目を瞑ると君の顔が思い浮かんでくるよ

神代類

ふふっ//

草薙寧々

類?居たんだ

神代類

寧々こそ、居たんだ

草薙寧々

何してたの?…もしかして司のこと考えてた?

神代類

い、いやそんなわけないだろう!//

草薙寧々

類が動揺するなんて…バレバレだよ

神代類

っ…//

草薙寧々

最近、司達が夜に殺してるのを見ないんだよね

草薙寧々

隠れてしてるとしても、必ずバレる

草薙寧々

学校の生徒3人も殺されたことは分かってるし

神代類

そっか…

草薙寧々

だけど、どうして…私達に攻撃してこないのかが謎なの

草薙寧々

こんなにあいつらを止めに行ってるのに

草薙寧々

まるで私達はどうでもいいみたいな感じ…

神代類

逆に何で生徒3人を殺したんだろう…

草薙寧々

あいつらは殺し屋だから夜に急に殺しにかかるのが多いと思う

神代類

だけど、その3人の生徒と司くんは結構関わりがあったよ

神代類

そこそこ仲良しだったし

草薙寧々

なんかの目的の邪魔になったとかはないの?

神代類

それはあり得るよ

草薙寧々

とりあえず、類…司が好きなのはいいけど気をつけてよ

草薙寧々

類が殺される可能性もあるからね

神代類

それは充分承知の上だよ

草薙寧々

…そう

天馬司

咲希!

天馬咲希

どうしたのお兄ちゃん?

天馬司

母さんに伝えてほしいことがあるんだ

天馬咲希

何?

天馬司

俺、今日の夜はいないと伝えてくれ

天馬咲希

え、うん…分かった
けど、熱あるんじゃ…

天馬司

ただ、用事があるだけだから大丈夫だ!

天馬咲希

そうなんだ、伝えておくね!

天馬司

来るはずだ…、

暁山瑞希【Amia】

あれ?司先輩じゃんどうした?

天馬司

暁山こそ奇遇だな
ここで何してるんだ?

暁山瑞希【Amia】

いや、ただ聞きにきただけだよ

天馬司

何を

暁山瑞希【Amia】

司先輩の…目的は何なのか

天馬司

目的?

暁山瑞希【Amia】

うん、人を殺す目的

天馬司

…ない

暁山瑞希【Amia】

ふっ…嘘吐くのはやめてよ、あるんでしょ?本当は

天馬司

暁山瑞希【Amia】

あのね、ボクはずっと思ってたんだ

暁山瑞希【Amia】

…本当は人殺しなんてなりたくなかったよ!

暁山瑞希【Amia】

殺すって簡単なことじゃないし、ボクが殺した人はまだ生きられたんだ

暁山瑞希【Amia】

だけど人生すら奪って、人々を苦しませて

暁山瑞希【Amia】

疑われて、

暁山瑞希【Amia】

何もいいことなんてないよ

暁山瑞希【Amia】

もう…やめようよ…

天馬司

暁山瑞希【Amia】

こんな選択しない方がもっと幸せに生きられるよ

天馬司

…そうだな

天馬司

暁山…今まで悪かった、

天馬司

だけど…もうこんなことしなくていい

暁山瑞希【Amia】

…司先輩…

ギュッ(司は瑞希を抱きしめる

暁山瑞希【Amia】

…!?//

天馬司

辛かったよな、でももう大丈夫だ

暁山瑞希【Amia】

つ、司先輩…//

天馬司

オレが楽にしてやる

暁山瑞希【Amia】

え…?

グサッ

暁山瑞希【Amia】

あ"ぅ"っ…、?!

暁山瑞希【Amia】

っなんで…

暁山瑞希【Amia】

っ"…(腹部の辺りから物凄い激痛がする)

暁山瑞希【Amia】

(そのせいか、手足に何にも力が入らない…)

辺りは真っ赤に染まっていく… 誰がこんな悲惨なことしたんだ? 神社の前で

オレだろ

天馬司

暁山…ごめん、辞めれないんだ

天馬司

お前が殺人なんてしたくなかったのは知っていた

暁山瑞希【Amia】

っ…

天馬司

だからこそ、いつかはこの時が来るのを分かっていた

天馬司

オレ達の情報を持っているお前を…生かせるわけにはいかないんだ

暁山瑞希【Amia】

ふふ…さすがだね…、

暁山瑞希【Amia】

けど、良かった…ボクを殺したのが司先輩で

暁山瑞希【Amia】

司先輩にたくさん苦しまされて、励まされて…

暁山瑞希【Amia】

本当にずるい…

暁山瑞希【Amia】

けど、…ボクのそばに居てくれてありがとう、

天馬司

…暁山、安心してくれ

天馬司

お前にはいつもオレがついてる…

天馬司

すぐに、そっちに行くから…大丈夫だ

瑞希は目を閉じる

暁山瑞希【Amia】

(意識が朦朧としてる中ボクは分かってしまった)

暁山瑞希【Amia】

(『すぐにそっちに行く』その言葉が突っかかった)

暁山瑞希【Amia】

(司先輩の、目的は…)

暁山瑞希【Amia】

   

天馬司

…っ、やだ、やだ

天馬司

ごめんなさい…ごめんなさい…

こんなことしてはいけないということも、オレが最低でクズなことも分かってる

だからこうなった

本当は分からなくない…人を殺した時なんて恐怖に追い詰められて 何回も死のうと思った

だけど、嫌なんだ これ以上誰も苦しんでほしくないのにここまで来たらもう辞められないんだ

色んな感情が混ざり合って、もう分からない

だから分からないが口癖なんだろうな

天馬司

ごめんなさいッ!オレは…何でッ…

天馬司

だけど、…やらなきゃいけないことがある

天馬司

こんな弱いオレは見せられない…

天馬司

…やってやる、

内容がかなりやばめになってますが、苦手な方は無理して見ないでくださいね〜

てことで投稿が遅すぎると思いますが

次回も見てね〜!

いいね&フォローありがと!!あとよろしく!

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