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コメント
2件
最高っ！！！ 待ちに待った新作！！！ 待った甲斐がありすぎるっ！！！ 長いの来て嬉しすぎるっ！ 次回もめっちゃ楽しみにしてますっ！！！ のうちゃんさんのペースで最高の作品これからもお願いしますっ！！！！！！！！ ラブっ！💞
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𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭❗️⇒
⚠️多少の(現実とは異なる差の) 年齢操作ありです！
これは、 まだ俺が小学生にも満たない時の話。
父親からのDVが母さんにも 俺にも酷かった。
弟は生まれてたけど、生まれつきの 病気があって入院してた。
この頃の俺は『病気持ってるの可哀想』と思っていた。
でも今考えると、病気は可哀想だけど 病院という安全な場所に居て良かったと思う。
この家にいたら毎日が暴力ばかりだから
💚父
💚母
💚父
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歯向かったつもりは無い
でもこの人が言うならそうなのだろう。
この頃の俺は父親が言うことは絶対 だったから自分の考えなんてない。
俺ができるのは空気を 読むことだけだった。
母親が父親に頼み込んで 義務教育は受けられた。
小学生になってからも自分の意見を 発言することはなかった。
クラスメイト
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授業の中で自分の考えを発表する場が あっても何も言えなかった。
先生
先生
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空気を読んで行動するのは人一倍得意 だけど、自分の意見を持つということが出来なかった。
小学6年生になった時に初めて 自分の意見を言えた。
卒業式に向けて練習をしている時に 自分は将来どんな人になりたいか と聞かれた。
今までの自分なら『わかりません』と 答えただろう。
けどこの時は明確な未来を 思い描いていた。
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家でテレビなんて見た事はない。
でも、学校でみんなが話している事を 聞いていた時に『アイドル』という言葉が出てきた。
響きがかっこよくて『アイドル』に ついて気になった。
みんなの会話や、図書室行った時に 調べたりして自分なりに知識を 身に付けた。
先生
この先生は俺が1年生の時から 勤務してる人。
先生
先生
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先生
先生
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こんな行動するのは虐待されてる 人の特徴なんだって。
この前本読んでて知った。
アピールしたかった訳じゃないけど その行動をとってしまった。
普通、先生なら気づけば通報してくれるだろう。でもこの人は違った。
後に分かった話、少なくとも6年この学校にいたこの人は、偽の教員免許を使い働いていたらしい。
だから警察に僕のことを通報すれば自分のこともバレると思ったのだろう。
助けてもらえなかった。
中学校も無事卒業し、義務教育と 言われる9年間は終わった。
働くことの出来る年になり、高校には 行かず朝から晩までバイト漬けの毎日
接客業は笑顔が大事だと言われた。 ムズすぎ、
俺がバイトして稼いだ分はほとんど 父親のギャンブルや酒に使われる。
弟の入院費も払わなきゃでほとんど 自分用では残らない。
母親はと言うと、俺が中学生の時に 過労死で亡くなった。
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稼いでは父親にとられ殴られる。
これが俺の運命なんだって無理矢理 受け入れるしか無かった。
でもある日訪れた。
俺の人生を変える出来事が。
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いつも通り出勤して働いてた。
まだ未成年だから22時までしか 働けないけどギリギリまでは 入れてもらってる。
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なんかめっちゃ楽しそうな 3人組のお客様が来店しました。
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この人達キレイな顔してる...
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俺はバカか。お客様に急に...！
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いつものなんの代わり映えのない日が 少しずつ変わっていった。
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俺が使えるネットなんて家にないから 学校の図書室にあるパソコンで 調べまくった。
そしたらこの前の御三方は今を ときめくスーパーアイドルでした。
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アイドルってやっぱ裏でも アイドルなんだな〜
初めて深澤さんと会ってから 2ヶ月が経った。
深澤さんはやっぱり忙しい方みたいで 特定の時間に見かけることは少ない。
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今まで嫌だったバイトが深澤さんと 出会ってから少しずつ好きになった。
ある日のバイト帰り...
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そのままﾌﾗﾌﾗっとしながら家に着いた。
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騒音って、、
とりあえずお父さんを 怒らせないようにしないと...
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やばい、
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やばい、反抗しちゃった、
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💚父
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どれだけ体調が悪くても仕事を休めば 収入が減るから絶対に休めない。
毎日のように寝不足で出勤する。
深澤さんと一緒に帰って来た日から 1ヶ月くらい経った。
新たに給料が入ったけどやっぱり それは父に取られて...
いつも以上に俺の手元になかった、
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💚父
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もう限界だった、
ついにご飯代までもなくなった。
いつものように22時にバイトが 終わって帰宅した。
でも玄関に入った瞬間いつもとは 違う空気を感じた。
ｶﾁｬｯ🚪閉
💚父
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💚父
💚父
💚父
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父親の口角が上がってるのを久しぶりに見たと思ったらやばいこと考えてた、
そんな事を口にしている父親の手には 包丁が握られてた。
やばい、
逃げなきゃ、！
すぐに走って家を飛び出た。
行くあてもないのn...
いや、ある、
ひたすら走って逃げた。
〇〇公園...
中学生の時に学校の行き帰りで 通ってたから覚えてる
あった、！
ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ!!!!🚪
ｶﾁｶﾁ...ｶﾁｬﾝ📮
ｶﾁｬｶﾁｬｯ🗝
ｶﾞﾁｬｯ🚪
ｶﾁｬﾝ🚪
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ｼｰｰｰﾝ
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唯一父親が知らない俺の逃げ場所
それはこの前教えてもらった 深澤さんの家だった。
父親がいない空間、静かで、 落ち着く匂い。
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ずっと寝不足だったこともあって 安心して玄関先で寝てしまった。
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この機器を触ったこともないから どうすればいいのかわかんない、
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ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
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ドサッ！
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こんなしっかりしたご飯 食べたのいつぶりだろ、
バイト帰りに菓子パン食べる くらいしかしてなかったからな...
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ふっかさんは気づいてたんだ...
だから家まで教えてくれた、
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父親は、俺が知らない間に 刑務所に入ってた。
ニュースにもなってないのに ふっかさんがその事を教えてくれた から、多分ふっかさんが色々してくれたんだと思う。
何年経ってもふっかさんへの 恩は忘れない。
数年後...
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ふっかさんに助けてもらってから数年、 俺は夢の芸能界に入ってたくさん仕事をさせてもらってる。
俺ももう大人になったからここを出て 家探すって言ったんだけど 引き止められちゃったw
ふっかさんと2人で屋根の下で過ごす 時間が俺の1番大切な時間。
