城の中へ入ると明るく僕の居たところとは比べ物にならないくらい綺麗な内装だった
そこらじゅうから 「おかえりなさいませ、きんとき様」 と聞こえる
あの事を思い出してきんとき以外の声は怖くって震えてしまう
大丈夫、僕は今までこんな事耐えてきた 大丈夫、大丈夫、、、 「はっ、、はぁっ、、っ、はっ、」
角へ曲がり、誰にも見えない所へ行くときんときにぎゅっとされる 少し戸惑ったが、ぽんぽんとされる一定のリズムに安心して身を任せる
きんとき
安心して、大丈夫だから息を整えよう
俺と一緒に息を吸って
きんとき
Broooock
きんとき
Broooock
きんとき
Broooock
きんとき
Broooock
きんとき
どう?良くなった?
Broooock
間違えた、きんとき様っ
きんとき
もうちょっとだけ我慢してね
ぎゅっとしてくれたまま話してくれる あぁ、ほんとに優しいな
きんとき
何言われても大丈夫、俺だけは絶対にぶるーくの味方だから
Broooock
大きな広間のようなところに出ると真ん中に人影が見えた
きんとき
父上
隣のヤツは誰だ?
きんとき
とても従順で反抗しません、とてもいい子です
父上
それで?そいつは部屋に入れとくのか?牢屋に入れとくのか?
“牢屋” その言葉を聞いた瞬間 僕の背中がゾッとした また閉じ込められるのではないかという恐怖に
きんとき
ここまで来て暴れる事は無いと分かったので
父上
だが、何があったら言えよ?
きんとき
父上
お前はこの国で愛されたやつだからな
そんなお前に何かあってはこの国は崩壊では済まない、
きんとき
ではこの辺で失礼します
きんときに首輪を引っ張られる 僕が痛くならない程度に ただ、ジャラジャラと鳴るそれは嫌いだ
あぁ、早く外れないかな
なんて思ってるときんときはある部屋の前で止まる
きんとき
さぁ、入ろっか
中へ入ると、綺麗に整頓された広い部屋だった
わぁぁ、と部屋を見渡していると きんときに手招きされたのでそっちへ向かう
きんとき
Broooock
言う通りにして少し待っていると、カシャンと外れる音が聞こえた
首に手を持っていくと、重りとなっていた僕を苦しめるものは無くなっていた
きんとき
ゆっくり羽を伸ばしてね
Broooock
きんときっ!!大好き~!!
きんとき
急に抱きつかないでよwびっくりした
Broooock
きんとき
許してあげる
きんとき
遅い時間だしもう寝よっか
Broooock
きんとき
床で寝ちゃダメだよ、体痛くなっちゃう
Broooock
きんとき
こっちにおいで?
きんときは、ぽんぽんとベッドを叩く 僕はのそのそときんときに隣に入る
きんとき
きんときは僕の頭を撫でてくれる その手は僕より小さいけど、大きく感じで安心できる
きんとき
いい夢見てね
Broooock
僕は今までの疲れたを取るかのように すぐ眠りについた
俺は夜に目が覚めた 凄く珍しいと自分で思った
隣を見ると、すやすやと可愛い寝息を立てて眠るぶるーくがいた
さらっと髪の毛を触ると腫れてる所を見つけた それに、腕を見ると傷だらけだ
あぁ、こんなに可愛いぶるーくを痛めつけて 村のやつ、殺しとくべきだったな
俺はぶるーくに顔を近づける
きんとき
きんとき
きんとき
俺はキスをした 多分人目惚れだったのだろう 俺よりも澄んだ青い瞳に
きんとき
頭を撫でつつ、想いに浸る
きんとき
あっ、ども 主です
書くのだるぅとか思ってたらかなり月日が経ってました 申し訳ないです
まぁ、沢山の反応があれば 早いかもしれないし、そうでもないかもしれないです
そのうち短編集上げようかなとか思ってるので、リクエストとかあったらこちらのコメントへどうぞ
主は、金ブロ組とか暴力組好きです まぁ、地雷はありませんので お気軽にどうぞ~
今回の感想やハート、フォローも待ってます~ では、次の更新までsee you
投稿日 2022/08/31







