梢……。
早くこっちに
戻ってきてよ……。
ねぇ
麻原 雫(まはら しずく)
梢!
私の頬に
汗が伝う。
夢……?
壁にかけられた
シンプルな時計は
午前1時を指していた。
鏡に
すやすやと寝ている
梢が映っている。
麻原 雫(まはら しずく)
梢……。
麻原 雫(まはら しずく)
早くでてきてよ……。
梢に触れたい。
そう思って鏡に触れても
冷たいだけ。
の、はず
だったのに……。
鏡に手を伸ばした。
少し触ったんだ。
鏡は水面みたいに
キラキラ揺れた。
麻原 雫(まはら しずく)
え?
もう少し
手を伸ばす。
鏡がさらに揺れて
手が少しずつ
鏡の中に
入っていく。
温かい
梢の手に触れた……。
短くてごめんなさい( ´•д•` )💦
次の方
お願いします(*`・ω・)ゞ