テラーノベル
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デートから帰った夜
玄関をくぐった瞬間、空気が違った。
普段は静かな屋敷が、どこか慌ただしい。
廊下を行き交う使用人。
低い声で交わされる報告。
pr
隣のakさんを見ると、ほんの一瞬だけ表情が変わった。
すぐに、いつもの柔らかい笑みに戻るけれど。
ak
pr
その時、部下が駆け寄る。
ボス、例の件ですが——
俺を見る
言葉を濁す。
akさんは小さく息を吐いた。
ak
低い声。
さっきまで夜景を見ていた人と同じとは思えない声。
胸がざわつく
pr
部屋に戻ると、俺はすぐ聞いた
akさんはネクタイを外しながら、少しだけ黙る。
それから、振り向いた。
ak
pr
ak
軽い口調
でも、目が笑ってない。
ak
早すぎる
胸の奥が、ひゅっと冷える。
pr
少しの間
それからakさんは笑った
ak
強い目
ak
pr
その“強さ”が逆に怖い。
ak
そう言って、俺の頭をくしゃっと撫でる。
ak
ak
pr
もやもやする
嫌だ
行かないで欲しい
ak
ak
pr
言い返すけど、声が少し小さい
akさんは気づいてる。
不安を隠してるの
ak
pr
pr
ak
小指が絡む
それが少しだけ寂しい
翌朝
屋敷の門の前に
黒い車が並ぶ
部下たちの緊張した空気。
俺は少し離れたところから見ていた
akさんはスーツ姿。
昨日よりも冷たい顔。
でも、目が合った瞬間だけ、柔らかくなる。
ak
pr
pr
それしか言えない
でも
最後にこれだけは言いたい
pr
pr
pr
ak
ak
車が走りだす
遠ざかる背中。
胸が、妙に静かになる。
pr
夜って事にしてください あとak視点です
出張先は港町。
夜の倉庫街。
そこで俺を迎えたのは長い黒髪の女だった
ak
ak
赤いヒール
艶やかな笑み。
敵対組織と交渉役を担う女幹部だ。
ak
ak
距離が近い
女は自然に腕に触れる。
でも
俺は視界にこいつを入れたくない
せっかくprちゃんを目に焼き付けてきたのに
こいつのせいで汚したくない
ak
低い声
空気が凍ったのが分かった
でもそんなのどうでもいい
ak
ak
ak
ak
それ以上、言わない。
交渉は決裂だ
ak
銃声
ak
ak
怒号。
あぁ、prちゃんと約束したのにな
怪我しないって
ak
夜が、血の匂いに変わる。
静かになった屋敷
仕事も何もかもが退屈に感じる
pr
pr
pr
pr
pr
次の日
pr
pr
pr
pr
pr
pr
pr
pr
pr
pr
pr
pr
pr
次の日の夜
一週間
長い
毎日連絡は来る
pr
短いメッセージ
でも、声は聞けない日もあった。
俺は平然を装っていた
でも夜になると胸がざわつく
pr
pr
pr
考えたくないのに、浮かぶ。
pr
小さく呟く
あの人は揺らがない。
わかってる
分かっているけど
pr
七日目の夜。
pr
pr
pr
pr
pr
pr
12時55分
pr
pr
pr
ガチャガチャバタバタ
pr
屋敷がまたざわついた。
pr
pr
そうビクビクしていたら
pr
pr
pr
pr
胸が跳ねる。
pr
廊下を駆ける
pr
pr
エントランス
そこに立っていたのは——
pr
pr
スーツは破れ
頬に切り傷。
腕には包帯
乾いた血
pr
足が止まる
akさんは、少しだけ疲れた顔で笑った。
ak
ak
その一言で、胸がいっぱいになる。
pr
声が震える
pr
ak
ak
軽い口調。
でも、立ち方が少し不安定。
俺は迷わず腕を掴む
pr
ak
ak
ベッドに座らせる。
pr
ak
pr
pr
からかわれてる余裕はない。
シャツを脱がせると、胸元にも青あざ。
指が震える
pr
pr
ak
嘘だ
わかる
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎(消毒液を手に取る
pr
ak
pr
ak
pr
でも頬が熱い
丁寧に、ゆっくり、手当てする。
その間akさんは黙って見てる
優しい目だ
pr
手が止まる
pr
声が少し震える。
pr
pr
pr
ak
akさんの目が揺れる
pr
pr
pr
pr
pr
言ってしまってから後悔する
pr
pr
pr
顔を上げる。
pr
ak
ak
沈黙
次の瞬間
ぐっと腕を引かれる
pr
ak
胸に抱き寄せられる。
pr
怪我してるのに。
ak
ak
抱きしめる力が、少しだけ強い。
ak
ak
心臓が跳ねる
pr
pr
ぎゅっとシャツを掴む。
pr
初めて、はっきり言う。
ak
akさんが少し息を止める。
ak
ak
pr
静かな声。
ak
指が、頬に触れる。
ak
ak
もう一度
今度は、近い距離で。
俺は、涙が滲むのを誤魔化しながら笑う。
pr
キスはしない
代わりに、そっと額をくっつけたまま
pr
ak
pr
その夜
akさんは俺の膝に頭を乗せて眠った
大きな体
無防備な寝顔
小さく呟く
無防備な寝顔
pr
pr
戦闘でボロボロになっても
帰ってくる場所はここ。
甘くて、静かな屋敷の一室。
まだ告白はしてない。
でも
もう、心は完全に隣にあった。
コメント
2件
あのもうほんとに!アニメ作れますよ?!ていうかもう本出して売れる!
最高だけどちょっと涙がでた(泣きながら書いてる笑)