桃赤
地雷さんはここで
学ぱろ
赤いふわふわの髪
きれいな肌
少しピンクがかった唇
椅子に座ってても分かる小さい体
その体を後ろの窓から入る西日が照らしている
君とは初対面のはずなのに
どこか懐かしいような気がして
桃
気づいたら話しかけてたんだ
赤
赤
桃
赤
困惑するのも無理はない
初対面なのに名乗るやつなんてそうそういないだろう
桃
赤
桃
桃
赤
桃
赤
後ろから声が聞こえたがまぁいい
名前を聞けただけでも大収穫だ
次の日も図書館へ行くと彼はいて
桃
赤
桃
赤
桃
これといった会話はないが
彼の隣に座れる
それだけでこの時間は至福となる
誰にも邪魔されずに
彼と二人で…
黄
赤
赤
黄
いや誰だよ(
桃
黄
赤
黄
俺なんかいないみたいに
二人だけで話が進んで
桃
赤
少し拗ねたように言ったのが気になったのか
「じゃーね、また明日、!」
いつもより明るい声で送り出してくれた
次の日また″あいつ″がいて
俺の入る隙なんてないような気がして
図書館のドアにかけた手はいつのまにか
貸し出し期限の迫る本を握っていた
桃
桃
貸し出し期限は明後日まで
ギリギリまで返さず
なおかつ休み時間に返しにいかなければ
ほぼ100%の確率でりいぬは俺のクラスにくるだろう
あの″るぅと″ってやつも
そこまでついてくるほど暇じゃないはず
そこが狙い目だ
紙にサインペンを走らせ
本に挟む
りいぬがこれに気づくかは怪しいが
「栞挟んだままかも」
とかなんとか言っとけば
中を見ることくらいするだろう
桃
今日が貸し出し期限
お
来た来た
赤
桃
桃
赤
桃
赤
赤
桃
桃
と、本を手渡す
赤
桃
赤
桃
赤
赤
桃
桃
赤
よし…っ!
これは完璧では…?
青
桃
青
桃
「あ!いたよりいぬっ!」
「ええ、ちょるぅちゃんっ…」
あれこの声
黄
と、背中を押されている
赤
赤
赤
桃
赤
桃
赤
と突きつけてきたのは
例の紙
赤
赤くなっている頬がかわいい
桃
赤
赤
桃
赤
桃
赤
んん″っ!え大好きってこんな破壊力あったっけ(
桃
赤
髪と同じくらい赤くなった頬
君のすべてがいとおしい
end
没
あぁ…著しい語彙力の低下……😿
ぶくま一言
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コメント
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