『信頼不安性の私の恋は…』

ーわたしは人を信じる事ができないー

ー特にあの人達みたいな人はねー

ーあんな感じで、キラキラしてる人だー

ー私と主に対になっている人だー

ーこんな私と一緒に帰ろうとする人何ているわけもなく、ー

ーだから、毎回一人で帰るんだー

ーそうだよねこんな私と普通に帰ろうとする人なんていないー

ーなんなら、七瀬さんの印象を汚す…なら、ー

ーどうしてこんな、私がクラスの人気者と帰るんだよー

ーあれ？何で２年生の教室？ー

ー待てよ待てよ、クラスの人気者が呼ぶってことは…ー

ー二年生の人気者！？、無理無理、先輩だしさー

ー人気者に囲まれるのはさすがに死んでしまう！ー

ーさすがに、逃げよう！！ー

ーあっ、終わった〜、今日は命日かもしれないー

ー待てよ待てよ、衝撃的すぎる展開が多すぎる！ー

ー真琴さんと悠羽さんって付き合ってるんじゃー

ー引き立て役ってこと？もしも引き立て役だとしても嫌すぎる！ー

ー今度こそは、逃げないと！ー

ーやばい、アニメに出てくる王子様に似てるわー

ーこりゃ、真琴さんも付き合うわー

ーてか、急に顔覗いてきて少しびっくりしたんだけどー

ーえっ、私笑った？うそ、こんな私がー

ーんー…気まずいなぁ…どうしようかなー

ーなんか、話すこと、話すこと…ー

お母さん達は、仲いいのよ！

お父さんはお前たちのこと愛してるぞー

お母さんは無敵なんだよ！

お姉ちゃん！私は中学生になったらね！

お姉ちゃんと一緒に中学校登校するんだ！

ーどうせ、面白おかしくするために言ったんだろうなー

ー私のことがタイプなんてどうせ違う…ー

ーどうせ、嘘なんだよねー