コメント
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もっくんの〇殺とか見てみたいな、地雷だったらごめんなさい🙏💦
主
主
主
主
⚠注意⚠ キャラ崩壊、鬱展開 現実と大きく異なる表現あり
主
「Mrs.GREENAPPLE突然の活動休止」 「無期限休止、再開の目処なし」
大々的に報道されたそれを 自宅のリビングで見ていた
もとき
もとき
もとき
もとき
前住んでいた部屋は引き払った
無駄な思い出は不必要 自分以外の荷物も全て捨てた
テレビは言う 「大森さんの体調が回復したら」 「彼らのフェーズスリーが楽しみ」
もとき
もとき
もとき
もとき
もとき
元々、誰かと一緒にいるのが嫌だった それなのに寂しがり 矛盾していることは分かっている
誰かを失うくらいなら 誰ともいなくて良かった それなのに
彼らの才能に惹かれてしまった
ひろぱ
もとき
ひろぱ
もとき
ひろぱ
りょうちゃん
ひろぱ
りょうちゃん
もとき
もとき
りょうちゃん
ひろぱ
もとき
何気ない日常は好きだった ワイワイ騒いで、歌って踊って ずっと続けばいいと思ってた
でも、幸せは長く続かないことは 相場で決まっている
3人の世界は簡単に壊れた
正確に言えば、3人の世界が なくなったわけじゃない
2対1の世界に変わっただけ
ひろぱ
りょうちゃん
ひろぱ
りょうちゃん
ひろぱ
りょうちゃん
2人が一緒にいることが増えた 僕は取り残された 3人で歩いていた道が 2人が歩く道、僕1人だけが後ろを歩く
声は届かない
もとき
もとき
ずっと怖かった 世間は【大森元貴】という人間を崇拝しているから気が付いていないだけ 彼らがいて、ようやく音楽が完成すること 彼らがいなければ、何もできないことを
だから奪った 自分のものにすれば、離れられない どんなに恨まれて憎まれても 1人になることに比べれば楽だった
ひろぱ
もとき
ひろぱ
もとき
もとき
ひろぱ
もとき
もとき
この時、滉斗は気がついていたと思う 様子がおかしかったことに 理由は何も聞かなかったけど、多分
ひろぱ
もとき
ひろぱ
もとき
ひろぱ
もとき
支えようと思ってくれたのかもしれない 同情だったかもしれない 監視の意味もあったかもしれない
どんな意図があったとしても 一度頷いたのだから 彼の瞳が見つめるのは僕だと思っていた
だから、安心してしまった 1人じゃないことが当たり前だと思って 大切にしなかった
ひろぱ
もとき
ひろぱ
もとき
もとき
ひろぱ
もとき
いつからだろうか 彼をぞんざいに扱うようになったのは
もとき
もとき
もとき
ひろぱ
いつしか、会話もなくなった
もとき
もとき
もとき
もとき
基本的に家にいても1人の時間が長かった
だからずっとスマホを見ていた
ひろぱ
もとき
ひろぱ
ひろぱ
もとき
機嫌がいい時はちゃんと話してた気がする
でも「なんでもない」で 返されることが多かった
今なら分かる 普段ちゃんと返してなかったから
聞いてもらえないという諦めの下 会話が成立しないところまで来ていたこと
もとき
気がついていたことがある一方 気が付かなかったこともある
元通りに直せない関係まで拗れたことに まだ気がついていなかった
ひろぱ
もとき
ひろぱ
ひろぱ
ここで拗れた 壊れた、の方が正しいかもしれない
完全に戻れないところまで彼らは来ていた
だから彼はギターをも置いて家を出た 1人残された彼は追いかけなかった
もとき
もとき
もとき
もとき
あとは今まであった通り
結局は3人という形を崩すことになった
もとき
もとき
目の前のパソコンには アイデアが溢れかえっていた
もとき
もとき
音が溢れて流れ、弾け消える その繰り返ししか起こらなかった
もとき
もとき
もとき
もとき
もとき
もとき
もとき
過去のことは全て幻影のように思える 何も思い出せないし、何もかも嘘のよう
彼らが補ってくれていたものが全て抜け落ちれば、中身も流れ行く
そんなとき ふと自らの曲を聴くことがある
流れる歌は輝いて見えた 煌めいて場を明るくしていた
もとき
もとき
広い部屋に1人 乾いた笑みが響く 諦めの混じった声だった
もとき
もとき
もとき
もとき
もとき
もとき
もとき
時折、風の噂を聞く
また彼らが一緒に暮らしながら 音楽を続けていると
いつか復帰することを期待して
もとき
マネ
マネ
マネ
マネ
マネ
マネ
マネ
マネ
マネ