『常に笑顔でいなくちゃいけないの。』
et
yan
嫌いだった。
その自分を押し殺すような作り笑顔が
友達は沢山いるくせに
嘘をつく意味が、分からなかった。
yan
yan
yan
et
yan
yan
俺は、見ていることしかできなかった。
嘘の笑顔も
宿題を押し付けられてるのも
…本当は、分かってたのに。
etさんが、心の中で助けを求めてること。
3年前
俺が、中学に入ったばかりの頃。
急に殴られたり蹴られたり…
そして
バッシャーン…
yan
水を、かけられる。
yan
yan
yan
yan
嫌い、だった。
クラスの中心で
俺を見て笑っている奴ら。
水かけて
暴力されて
なのに笑顔な奴らが
とても、憎かった。
…でも
et
et
yan
君は、違った。
人をバカにする笑いじゃなく
面白くて笑うわけでもなく
ただ
et
自分を、押し殺して笑っていた。
yan
yan
etさんは、あの輪の中に入れるのに。
俺には明るくて届かない、あの場所に。
ただ適当に笑っているだけで
人が簡単に寄って来て
友達が、できて。
…しかも笑っているせいで
あんなに利用されて。
なのに、笑うのをやめない。
明るいように見せつけて。
yan
yan
舞台の上では平気そうにして。
裏ではとんでもない努力と
苦しみが待ち受けているのに。
なんで、笑うんだよ。
…勿体ない
yan
『綺麗な人なのに…』
yan
yan
yan
『そんな顔で笑う“から…!』
et
yan
…”普通“にしてたら…!
yan
「うるさいっ!!」
yan
et
et
et
et
et
yan
et
『私は、笑い続けるしかないの。』
yan
yan
et
et
『私の逃げ道なのっ!!』
yan
yan
yan
yan
et
yan
yan
et
et
yan
yan
yan
yan
結局何も変わらなかった。
“嘘つきピエロ”は
いつになったら本当の笑顔を観客に見せるのだろう。
yan
助けようとしたわけではない。
ただ…
『etさんの、笑顔を見てみたいと思った。』
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!