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とき。
とき。
とき。
とき。
とき。
とき。
とき。
とき。
とき。
上辺だけの戯言。 何回言ってきただろう。 最初は嫌だったのに。 今や恒例行事だ。
どうせ「だまれ」なんか 自分が言えるわけないのに。 どうせ「はい」だけしか 自分は言えないのに。
これが当たり前になった途端 その当たり前を覆したくなるのは何なんだろう。
もっともっと叫びたい。 この檻から抜け出したい。 自分で作ったはずなのに。 全部「まわり」のせいにしてた。
「まわり」に迷惑をかけるのは 分かってるのに。 頭でも 体でも 心でも。
そんなの考えたって 自分で分かるわけないのに──。
どうしようもなくて面倒くさい そんなくだらない感情を どうしたら どうしたら 晴らせますか─?
どうしようもなくて過ぎてった あの時間をただ。 ただ。
後悔する──。
心の底から
〝ごめんなさい〟
もう上辺だけじゃないから。
心の底から
〝ありがとう─。〟
とき。
とき。
とき。
とき。
とき。
とき。
とき。