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窓のほうから微かな鳥の声がきこえる
あぁ、朝が来てしまった
あぁ、生きてるんだ
あぁ、死ねていない
いつまで続けばいいのだろうか
今日から学校
画面越しだけじゃない
外でも笑顔をしないと
そう思い、鏡の前で笑顔の練習をする
笑顔の書き方、笑顔の調節
何もかも嘘で埋める
嘘で自分を殺し嘘で自分を埋める
そうしながら髪をセットする
鏡に移る真っ白な髪
いつの間にか真っ白になっていた髪
あぁ、疲れる
服を着ながらも明るい声を作り、性格も作る
これが本当の私のように
朝ごはん代わりのゼリーを食べる
食欲はない
最低限の物食べるだけ
あぁ、登校の時間がやってきた
外に出るのは嫌だ
暗くて狭い場所のほうが好きなのに
怖い
360°周りから見られ視線を感じるのが
360°全方向から嘘をつかなきゃ
嘘偽 吐喰
なんで生きてるんだろう私
そんなこと思いながら家を出た
そして今日もいつもの嘘の日常が始まる